突然ですが、キャンプで飲み物を飲む時って、何を使っていますか?
キャンプをはじめたばかりだったり、学生の頃は僕もコップやマグカップにこだわりがなく紙コップを使っていました。
だって、紙コップなら使い捨ることができるので手間がかからないので便利ですよね。
そしてゴミとして捨てることができるので、キャンプ場のゴミ箱に分別して捨ててくれば家に帰ってから何もする必要がないので楽ちんなんです。

紙コップは便利は便利なんですが、見た目の雰囲気が全くありません。
最近ではおしゃれな外見の紙コップもありますが、それでもキャンプではちょっと残念な感じがしてしまいます。
しかも、使用していて保温性も保冷性もゼロ。
なんだかせっかくのキャンプなのに味気ない気がしまちゃいますよね。
お家で使っている陶器のマグカップを使いまわしてもいいかなと思いますが、それだと落としたらすぐ壊れちゃうし、ただでさえ荷物が多いキャンプではマグカップそのものの重さも気になります。
それならいっそ、キャンプ専用にお気に入りのマグカップを準備しちゃうほうが良いですよね。
ということで今回は、キャンプにおすすめのオシャレで機能的なマグカップを紹介したいと思います。
キャンプ用マグカップはおしゃれで機能的!
キャンプ用マグカップとは
キャンプで使用するマグカップの多くは、アウトドアメーカーが販売しています。
家庭用に使われるものを使用してもいいのですが、アウトドアメーカーのキャンプ用マグにはキャンプで便利な機能をもつものがたくさんあるんです。
保温性が高いもの、軽くて丈夫なもの、直火にかけられるもの、持ち手を折りたためたりスタッキングして持ち歩けるものなど、キャンプやアウドドアでの使用を考えられた便利なものがあります。

もちろん、保温性などの機能はなく雰囲気と見た目だけ良いものもあるので、その辺りは個人の判断で選ぶのが良いと思います。
キャンプ用マグカップの素材とは?
出典:楽天
家庭で使用するマグカップといえば、陶器でできたものをイメージする人が多いと思います。
しっかりしていて丈夫ですが、陶器なので落として当たり所が悪ければ割れてしまうし、何より重たいのでキャンプ用としてはあまりおすすめできません。
キャンプ用マグの主流、人気がある商品はやはり金属製のものが多いです。
さらに同じ金属製でも、大きくわけて2つの素材に分けることができます。
1.ステンレス製
1つはステンレス製。
ピカピカなシルバーカラーが武骨かつシンプル。
保冷・保温性能も高く、製品によっては直火にかけても大丈夫なほどとても丈夫な素材です。
しかし中に入れる飲み物の種類によっては、変色や腐食が発生することがあります。
この変色によりカップに個性や味が出て逆にいい!というキャンパーもいるようです。
2.チタン製
もう1つはチタン製。
チタンはステンレス製にありがちな金属臭がなく軽くて丈夫、錆にも強い素材です。
熱い飲み物を入れても、本体や取手まで熱が伝わりにくい性質があるのでやけどをしにくいと思います。
ステンレスと同じくチタンも製品によっては直火にかけることができます。
デメリットは、ステンレスと比較したとき全体的に値段が高いことです。
樹脂・プラスチック・ホーロー
出典:楽天
他には樹脂製やプラスチック製やホーロー製などがあります。
樹脂やプラスチックは直火にかけることはできませんが安価で軽くて割れにくく安全に使用することができるので、小さな子供がいるファミリーキャンプにおすすめです。
ホーロー製のマグカップもまた、落として割れることのない素材です。
鋼や鋳鉄・アルミといった金属の下地に釉薬を塗り焼き付け融着させたもので、表面はつるりとした光沢と鮮やかな色合いをしています。
とても傷つきにくく、匂いうつりもしにくい素材です。
ホーローも耐熱性が高い素材で、製品によっては直火も大丈夫なものもあります。
熱を入れると冷めにくいのですが、熱伝導率が高いので取手が熱くなってしまうので気を付ける必要があるのが難点。
また、割れにくい素材なんですが、落下による衝撃には弱い傾向にあることも覚えておくと良いと思います。
キャンプ用マグカップ選び方の4つのポイント
①保冷・保温機能で選ぶ
出典:楽天
せっかくのキャンプで、淹れたてのコーヒーが外気ですぐに冷めてしまっては、ちょっと残念な気分になってしまいますよね。
ステンレス・チタン製のマグの中でも2重構造(ダブルウォール)になっているものは保冷・保温効果が高いのでおすすめです。
タンブラー型や水筒といった蓋つきのものであればその効果はさらにアップします。
また、金属製ほどではないものの樹脂かプラスチックかでいえばプラスチック製の方が保冷・保温力が高いようです。
②直火にかけられるかで選ぶ
金属製マグには2重構造(ダブルウォール)か1重構造(シングルウォール)があります。
シングルウォールであれば、チタン製でもステンレス製でも直火にかけて使用することができます。
ホーロー製の製品のなかにも直火にかけられるものがあります。
(詳しくは各製品の注意書きを読んで正しく使用してください。)
直火にかけることができれば、簡単な調理ができるクッカーとしても使用することができます。
調理にも使える金属製カップなら、シェラカップも人気があります。
③持ち歩きやすさで選ぶ
落としても壊れにくいものや、軽量なもの、取手をたたんで収納出来ると持ち運ぶ時など整理しやすいと思います。
カラビナフックでバックパックに取り付けることができるものも便利です。

また、複数人でのキャンプの場合は、人数分のカップを用意することになります。
かさばりにくいようにスタッキングできるものなら、便利だと思います。
④大きさ・深さで選ぶ
カップそのもののサイズは収納のしやすさや荷物の量の調整、かさばり方以外にも、飲み物によってチェックした方がよいケースもあります。
例えばドリップ式コーヒー。
ドリップバッグをカップのふちに引っ掛けて湯を注いだり、カップの上にドリッパーを乗せてコーヒーを抽出する場合、カップのサイズが小さいと安定しにくくうまく淹れることができないので、ドリップバッグを使う方はこの辺も選ぶ時にきをつけた方が良いと思います。
キャンプ用マグカップおすすめ商品7選!
WAQ チタンマグカップ 450ml
出典:楽天
WAQのチタンマグは、たっぷり450ml入れることができる容量で、高い強度と軽量さ、高い耐触性能を持つ、シングル構造のチタン製マグカップです。
専用の蓋が付属し、キャンプ場で気になる虫や灰から中身を守ってくれます。
持ち手はコンパクトに収納可能で、マグカップの内側には中身の分量を量る目盛りがついており、直火による簡単な調理もOKです。
WAQ チタンマグカップ 450ml スペック
詳細
サイズ・マグ本体:飲み口直径約8.5cmx底部直径約8cmx高さ約9cm
サイズ・蓋:直径約8cm
サイズ・収納袋:直径約9cmx高さ約12cm
LOGOS(ロゴス)プリメイヤーマグ
出典:楽天
ロゴスのプリメイヤーマグの素材は、ステンレススチール製。
カラフルな6色展開の保冷・保温構造マグカップです。
特に注目したいのはロゴスオリジナルの新機構であるプルタブ式の蓋。
蓋に取り付けられたタブを引っ張り上げることで飲み口が現れるので、飲み物を虫や灰などのゴミから守るだけでなく、万が一の転倒時にも中身の飲みものをこぼさず守ってくれます。
ロゴス プリメイヤーマグ スペック
詳細
サイズ:(約)幅12.5×奥行8.5×高さ13.5cm
容量:(約)420ml
総重量:(約)220g
スノーピーク マグ カップ チタン シングルマグ 300ml MG-142
出典:楽天
スノーピークのチタンシングルマグは、軽さを追求した1重構造(シングルウォール)のマグカップです。
握りやすいハンドルは収納時にはカップに沿って折りたためます。
唇に当たる口元はカール処理されているため優しい口当たり。
熱伝導率が小さいチタン製は熱の伝わりも遅いので、やけどしそうなアツアツのスープを入れてもカップの口元まで熱くなることはありません。

無骨キャンプにも似合いそうなデザインは、使い込むことでワイルド感が増してかっこよくなると思います。
スノーピーク シングルマグ 300ml スペック
詳細
サイズ:φ76.2×82mm
容量:300ml
重量:50g
材質:チタニウム
ケユカ pote ステンレスマグ 320ml
出典:楽天
雑貨・アパレルブランドからもひとつご紹介します。
ぽてっとした柔らかなボディフォルムにグラデーションが美しい、ダブルウォール構造のおしゃれなケユカのステンレスマグカップです。
保冷・保温効果が高く、結露もしにくい構造になっています。
コーヒーやお茶だけでなく、キャンプで楽しむアルコールにも雰囲気よくなじみます。
他の人とかぶらない個性的な色とデザインなので、プレゼントにもおすすめです。
ケユカ pote ステンレスマグ 320ml スペック
詳細
サイズ:W12.8×D9.5×H10cm
適正容量:320ml
満水容量:410ml
重量:約210g
材質・本体:18-8ステンレス鋼
材質・ハンドル:ポリプロピレン
MAGNA マグカップセット
出典:楽天
飾り気のない二重構造(ダブルウォール)のステンレス製マグカップが4つセットになりました。
MAGNA マグカップセットは、保冷・保温効果が高く、丈夫で清潔。
スタッキングしやすいように専用のケースが付属しています。

おもてなしキャンプや、友人、またはファミリーキャンプなど、複数のマグカップを用意する必要がある時にはとても便利。
スタッキングすれば持ち運ぶ時にかさばらないので、良さそうです。
MAGNA マグカップセット スペック
詳細
サイズ:カップ外径8.5cm(持ち手除く)
高さ:9.5cm×4
容量:300ml
重さ:130g
総重量:720g
スタンドサイズ:直径11cm高さ22cm
材質:ステンレス201
BEACH GUY GOES MOUNTAIN(ビーチガイゴースマウンテン)ヴィンテージ マグ VINTAGE MUG 12oz
出典:楽天
ビーチガイゴースマウンテンのヴィンテージ感あふれるおしゃれなホーローマグカップです。
ホーローエナメル製なので熱に強く、直火も大丈夫。
カラフルなカラーやポップなイラストでキャンプの雰囲気も盛り上がります。
キャンプの時ぐらい普段より派手にしたっていいですよね。
使う人それそれで柄を分けたら、どれが自分のマグなのか分かりやすくすることもできていいと思います。
ビーチガイゴースマウンテン ヴィンテージ マグ
ダイネックス 8オンスマグ 2トーン DINEX 8oz. MUG 2-TONE 保冷マグカップ マグカップ カップ コップ マグ キャンプ アウトドア 【正規品】
出典:楽天
もはや定番、ダイネックスの8オンスマグは、二重構造で保温と保冷効果を高めたポリプロピレン製のカラフルマグです。
丸みをおびた手になじみやすいフォルムで熱さを手に伝えにくくなっています。
出典:楽天
また350ml缶がカップの中にちょうどよく収まるので、缶の飲み物の保冷や結露を防止するドリンクホルダーとしても使用できます。
1つ1つがおしゃれで低価格なのも魅力で、色々なブランドやキャラクターとコラボしている物もたくさんあります。
フェスやキャンプイベントの時に販売されていたりするので、コレクションしている方もいるかも知れません。
ダイネックス 8オンスマグ 2トーン スペック
詳細
サイズ:横(持ち手含む)約11cm、高さ 約8.6cm、奥行 約8.2cm
重量:約80g
容量:8oz(約236ml)
素材:ポリプロピレン
まとめ
キャンプ用のマグカップで最も多く使われていて、おすすめなのは金属製。
ステンレスかチタンかで選ぶことになります。
どちらも軽くて丈夫で落としても壊れにくく、2重構造(ダブルウォール)のものは保冷・保温力が抜群に高く、1重構造(シングルウォール)のものは直火にもかけられます。
ステンレスは中に入れる飲み物によっては変色・腐食が起こってしまうことがありますが、それが逆に味になっていいという意見もあります。
その点チタンは金属臭さがないので不快感なくどんな飲み物でも使用することができますが、ステンレスに比べ高価なのがデメリットです。
一度温まると冷めにくく、つややかで色鮮やかなホーロー製もおすすめ。
カラフルなものやポップなデザインが多いため製品のバリエーションが豊富で、目にも楽しい商品がたくさんあります。
熱に強く直火OKですが熱伝導率が大きいので口元や取手まで熱くなってしまうこと、割れにくいけれど衝撃には弱いことに気を付けてください。
子供がいる場合は樹脂やプラスチック製のカップもおすすめです。
樹脂・プラスチック製もカラフルで保温性が高いものがあります。
製品によっては缶のホルダーとして使用できるものもあります。
どの素材の製品にも、キャンプ用マグには蓋つきの製品があります。
蓋がついていると保冷・保温効果を高めるだけでなく、キャンプで気になる虫や灰などのゴミの侵入を防ぐ効果もあります。
好みのキャンプ用マグカップを見つけるのは大変ですが、長いキャンプ人生でそれを追い求めるのも楽しいと思います。
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