キャンプで食べるご飯って、お家で食べるよりも美味しいですよね。
鉄板で焼いたお肉や魚はもちろん、家でもできる焼きそばでも、いつも以上に美味しく感じるし、何より楽しいですよね。
でも、キャンプ料理を作ったり準備するのって、意外に手間がかかって大変なもの。
あれもこれもと持って行ってしまえば調味料だけで荷物がいっぱいになっちゃうし、夏などにテントの設営をして汗だくになってしまった時なんか、楽しいはずの料理もちょっぴり面倒に感じてしまうこともありませんか?
そんな時、塩、胡椒、油に加えて、肉でも野菜でも魚でも、何にでも合うスパイスがあればとても便利ですよね。
それが1本あれば魅力的な味になり、いつものマンネリの味もスパイスを使えば味変だって簡単。
そんな魔法のような調味料って、実は存在しているしキャンプでは大流行中なんです!
最早、キャンプの必需品と言ってもいいアウトドアスパイス。
今回は、アウトドアスパイスの中でも特に人気で有名な「アウトドアスパイス ほりにし」について、詳しく掘り下げて紹介したいと思います。
アウトドアスパイスと言えば「ほりにし」
大人気アウトドアスパイス「ほりにし」って何?
アウトドア用のスパイスについて語ると必ず出てくるほど、キャンパーさん達の支持を集める「ほりにし」とはそもそも何なのでしょうか?
「ほりにし」とは和歌山県のアウトドアショップ「Orange(オレンジ)」にて、同店のマネージャーである堀西晃弘さんがプロジェクトリーダーを務めて作り上げ、2019年4月に発売された万能調味料です。
肉、野菜、魚となんでも合うと評判を集め、発売からわずか1年でキャンプ料理の定番スパイス調味料として名を馳せるようになりました。
その愛用者はキャンパーだけにとどまらず、家庭で愛用しているファンも多いようです。
また、ローソンのからあげ君とコラボしたりして、キャンプの範疇を飛び越えているぐらい活躍しているんです。
「アウトドアスパイス」だからと言って、キャンプだけで使わなきゃだめということではないんです。
ほりにしってどんな味?
キャンプやアウトドアって楽しいし、準備も調理の手間もキャンプの醍醐味の1つではあるのですが、もっとのんびり過ごしたいな、何もしたくないなと思ってしまうのは仕方ありません。
ほりにしの生みの親である堀西さんも「キャンプでちょこっとお酒を飲むのにもっと手軽におかずを作ることはできないのかな」と考えたんだそうです。
そこで誕生したのが「ほりにし」。
テントなどの設営を終えて疲れた後でも、さっと料理ができて味がバッチリ決まりさえすれば、その後はゆっくりのんびりできますよね。
「ほりにし」は日本人の舌に合いやすいように醤油パウダーを使用し、フランス料理でソースのベースにも使われる香味野菜などで作ったミルポアのパウダーを加えることで和風にも洋風にも合うという万能性を手に入れた万能調味料なんです。
しかし、これだけではどうにも物足りなかったという堀西さんは、ここにさらにミカンの皮「陳皮」を加えることで柑橘の爽やかさと脂っこくなりがちなキャンプ料理をスッキリさせることにも成功しました。
和歌山の会社である「Orange(オレンジ)」が販売する調味料「ほりにし」の味の決め手に、ミカンの皮が使われているなんて、ちょっと洒落が効いているようにも感じますね。
こうして約20種類ものスパイスをブレンドした「ほりにし」は構想から5年の月日を経て誕生し、アウトドア用調味料の先駆けとして人気を集めています。
ガーリックと言えば、そんなに嫌いな人はいないはず。それでいて食欲を掻き立てる匂いと味。
肉料理にはバッチリ合うし、もちろん魚料理など、キャンプで調理しそうな食材にはよく合うと思います。
ほりにしは4種類!
人気の「アウトドアスパイス ほりにし」には、ノーマルと辛口とプレミアム、そしてブラックの4種類があります。
ノーマルと辛口とプレミアムは現在一般販売されていて、誰でも購入することができます。
ブラックは先日Makuakeでのプロジェクトが終了したので、時期に一般販売されると思います。
「万能調味料」「日本人の舌に合う!」と言われても、本当に自分にも合うのかな?子どもも食べられるかな?と心配になってしまう人もいるはず。
どんな味がするのかちょっと紹介します。
アウトドアスパイス ほりにし(ノーマル)
ノーマルのほりにしは、塩、醤油などの和風の味付けの中に、風味豊かなガーリックでアクセントをつけてあります。
さらにミルポアパウダーを加えることで、食材の旨味を引き出すことに成功しています。
ミルポアはたまねぎ・人参・セロリなどの香味野菜にチキンのエキスやワインなどを加えて煮込みペースト状にしたもので、フランス料理によく使われるフレーバーベースのことです。
シチューなど煮込み料理に使うことでさらにその美味しさを深めることができます。
販売開始から約1年ほどで売上本数約10万本を達成したことでも一躍有名となった大ヒット商品であり、ガーリックと黒コショウの辛味が特徴。
ベースの味が日本人好みの醤油ベースなので、肉、野菜、魚と何にでも合います。
ほりにし好きの中には、ご飯にかふりかけ代わりにかけている人もいるみたいです。
アウトドア料理に合うように開発された「ほりにし」ですが、家庭や全国各地の料理のプロを巻き込んだブームにも発展し「ほりにし」を使った大人気メニューが存在するお店もあるとのことです。
この人気を見れば「ほりにし」が「万能調味料」と呼ばれるのも当然かもしれませんね。
後味に、黒コショウのピリッとした感じが残るので、辛いのが苦手な小学生ぐらいの子供さんには苦手な子もいるかも知れません。
もっと小さな子どもさんでは、ちょっと辛くて無理かもです。
原材料
食塩(国内製造、アメリカ製造、ドイツ製造)、ガーリック、黒コショウ、粉末醤油、赤唐辛子、レッドベルペパー、陳皮、コリアンダー、ミルポアパウダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリーシード/調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca、(一部に小麦、大豆、鶏肉、豚肉を含む)
もう1つのブログ「あっちゃんのうちキャン」でほりにしをレビューしています。
アウトドアスパイス ほりにし辛口 RED
https://item.rakuten.co.jp/moment-heureux/horinishi_red/
「ほりにし」の人気とファンの熱い声を受けて開発された「ほりにし RED」はノーマルの「ほりにし」に辛味成分をブレンドした特別製!
あれだけこだわりにこわだりぬいて開発された「ほりにし」なのだから、ただの辛味成分を加えただけとは思えませんよね。
そのノーマル「ほりにし」にさらに3種類のスパイスを追加して、合計23種類でブレンドを行いました。
ただ単に辛いだけでない絶妙な「旨辛」感を是非楽しんでみてください!
原材料
食塩、赤唐辛子、ガーリック、黒コショウ、陳皮、砂糖、ミルポアパウダー、オニオン、酵母エキス、粉末醤油、パプリカ、チキン調味料、植物油脂、パセリ、青唐辛子、ジンジャー、コリアンダー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、山椒、ローレル / 調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
「あっちゃんのうちキャン」の方でほりにし辛口(レッド)もレビューしています。
アウトドアスパイス ほりにし プレミアム
「金のほりにし」とも呼ばれる「ほりにしプレミアム」は通常の「ほりにし」では味わえない風味豊かな高級感が最大の魅力。
大人気の「ほりにし」をベースに、希少価値が高く香り高い「白トリュフソルト」をブレンドしています。
もちろんただ加えたわけではありません。
白トリュフソルトに合わせて全体の味のバランスを考え、約1年テイスティングテストを繰り返し、究極の一品を仕上げたまさに「プレミアム」な「ほりにし」なんです!
肉、野菜、魚となんでも合いますが、まろやかで濃厚な白トリュフソルトは特に卵やチーズとの相性が抜群!
より香りが引き立ち、豊かでリッチな風味を味わうことができますよ。
ちなみに僕の奥さんは、トリュフの香りが苦手なようで、蓋を開けて漂うニオイだけでダメなんです。
なので、「ほりにしプレミアム」の瓶をビニール袋に入れて口を縛って保管しています。
原材料
食塩(アメリカ製造、国内製造)、ガーリック、黒コショウ、白トリュフソルト、赤唐辛子、粉末醤油、レッドベルペパー、ミルポアパウダー、コリアンダー、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、陳皮、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリーシード/調味料(アミノ酸等)、香料、リン酸Ca
もちろん「ほりにしプレミアム」もレビューしています。
燻製アウトドアスパイス ほりにし ブラック
2022年8月16日現在、ほりにしブラックは一般販売されていませんが、クラウドファンディングのMakuakeではプロジェクトが終了しているので、今後一般販売されると思います。
ほりにしブラックは、燻製をテーマにして開発された燻製アウトドアスパイスです。
燻製の風味を出す為に燻製岩塩を使い、さらにマッシュルームや椎茸などの旨味を追加しているんです。
また黒豆きな粉とイカ墨を足して、色をより黒くしています。
通常のほりにしでは、ガーリックが強いと感じていましてが、ほりにしブラックではガーリックを抑えています。
その代わりにマッシュルームなどの旨味を増して、ワイルドで上質な味になっています。
実際に食べてみると、確かにガーリックは抑えられているような気もします。
しかしやっぱりガーリックの後味がして、そこに旨味が掛け合わされている感じ。
もちろんガーリックは嫌な感じではなく美味しいです。
またこれも少しピリ辛。
燻製っぽさも感じて、これはこれで良い感じです。
まだレビュー記事を書いていませんが、今後「あっちゃんのうちキャン」の方でレビューしたいと思います。
原材料
食塩(アメリカ製造、国内製造、ドイツ製造)、ごま、ガーリック、燻製岩塩、マッシュルームエキスパウダー、黒コショウ、コーングリッツ、黒豆きな粉、燻製オイル、赤唐辛子、粉末醤油、陳皮、コリアンダー、ミルポアパウダー、椎茸調味料、オニオン、パセリ、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、セロリーシード/調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca、香料、着色料(炭末、イカ墨、カラメル)
ほりにしはどこで購入できる?
こういったちょっと変わった美味しいスパイスや調味料は、通常なら総合スーパーや専門店、高級志向のスーパーなどでも購入することができますが「ほりにし」はそこがちょっと一味違ったんです。
「ほりにし」はあくまでもアウトドア用のスパイスであるというブランディングを行い、販路をアウトドアショップとオンラインに限定しています。
その「ちょっと手に入りにくい」というプレミア感ができたことにより「ほりにし」の人気の後押し、大ヒットの要因のひとつになったとも言われています。
現在は一部のスーパーでも購入できるそうですが、売り切れ、取り扱いがない場合もあります。
確実に手に入れるのなら、探すよりネットの方が早いかもしれませんね!
現在は、楽天やヤフーショッピング、Amazon、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどでも取り扱っています。
賞味期限は1年ほど
アウトドアスパイスのほりにしの賞味期限は大体1年ほど。
ネットや店舗で購入したら、そのお店の仕入れの時期にもよって変わってしまいますが、賞味期限は長いようで短いです。
1本には、キャンプだけでは多分使い切れない量があるので、賞味期限が迫る頃には余ってしまうかも知れません。
また、一度開封すると湿気でスパイスが固まってしまう恐れもあります。
保管は直射日光を避け、湿気を防げるところにしましょう。
僕は、ほりにしを全種類購入していることもあり、どれも賞味期限が過ぎているのに関わらず、大量に余ってしまっています・・・。
購入は、できれば使い切れるぐらいの本数をおすすめします。
まとめ
「アウトドアスパイス ほりにし」は構想開始から約5年、販売開始から1年で売上本数約10万本を達成した大人気商品です。
和歌山のアウトドアショップ「Orange(オレンジ)」が販売している商品で、同店のマネージャーである堀西晃弘さんがプロジェクトリーダーを務め開発されました。
肉、魚、野菜と何にでも合い、日本人の舌に馴染みやすい和風の味付けの中にフランス料理によく使われるミルポアのパウダーとガーリックパウダーにより風味づけを行った香り高いスパイス調味料です。
これ1本あれば、何でも美味しい!
「ほりにし」にはノーマルの「ほりにし」、ファン待望の旨辛味な「ほりにし LED」、白トリュフソルトでさらに豊かな香り溢れる「ほりにしプレミアム」、燻製をテーマにした「ほりにし ブラック」の4種類があり、それぞれ微妙に味が違っています。
どれも味見をしてみたい気持ちがあると思いますが、キャンプだけでは使い切れず、賞味期限が切れてしまうかも知れません。
まずはお試しの1本、そして使い切れそうなら追加で購入するのがおすすめです。
そう考えると、1本でも送料がかからないショップでの購入が良いと思います。
「ほりにし」で楽しいキャンプ飯タイム、楽しい晩酌タイムを楽しんでみて下さい。
ちなみに、「ほりにし」はネット販売とアウトドアショップで購入することができましたが、現在はスーパーなど店舗によって取り扱いがある場合もあります。
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