ロースタイルのキャンプや、ここ数年流行りの自宅で楽しむベランピングなど、おしゃれなキャンプサイトのリビングにはアウトドアベンチが取り入れられていることがとても多いことに気づいている人はとても多いと思います。
そう、ベンチを取り入れるとサイトがグッとオシャレになるんです。
キャンプ場でキャンパーが一番長く時間を過ごすことになるのはチェア。
常に座ったり腰を休める為のチェア選びは、キャンプの快適さを追求する上で一番大きなポイントにもなります。

ソロキャンプなら座り心地が良かったり、軽量な一人用のチェアを選ぶのもおすすめなんですが、1つ座り心地が良く使い勝手の良いアウトドアベンチを持っておくのがおすすめです。
アウトドベンチが1つあると、ファミリーやペット連れのキャンプ、ソロキャンプ、ベランピングなどと使いまわすことができます。
また、ちょっとした荷物置きとしたり、コットの代わりとしても使用することができるんです。
今回は、そんなアウトドアベンチをソロキャンプでも導入してみたらどうかと提案してみたいと思います。
おしゃれで快適なアウトドアベンチはソロキャンでも使える?
アウトドアベンチとは
出典:楽天
アウトドアベンチとは、キャンプやBBQなどアウトドアで使用するベンチのことを言います。
座り心地や使い勝手の良さ、デザイン性の高さでベランダや室内、ソファ代わりとしても愛用者がいるほど、最近人気を集めている商品です。

ベンチは基本2人~3人用のものが多く、カップルのキャンプ、ファミリーキャンプ、子連れのキャンプ、ペット連れのキャンプを楽しむ人に人気が高いアイテムです。
そんなアウトドアベンチは、ソロキャンプでももちろん使用することができます。
むしろキャンプサイトの快適さをアップさせるのに便利なアイテムなので、おすすめなんです。
アウトドアベンチ選び 5つのポイント
出典:楽天
①種類で選ぶ
アウトドアベンチには背もたれがあるものとないものがあります。
背もたれがあれば背中を預けてリラックスすることができますよね。

座り心地にこだわりのあるものが多く、子供と座る時もゆとりをもって座ることができます。
荷物置きとしても使用したい場合は背もたれのないタイプがおすすめです。
奥行がタイトでフラットな座面のものが多く腰が沈み込みにくいのが特徴で、座らない時は荷物置き場として棚のかわりに使用することができます。
また、コットとして使用したり、板を敷いてテーブルにすることもできます。
②スタイルで選ぶ
アウトドアベンチは基本的に2人用のものが多いです。
サイズは大きい方が座るスペースにゆとりが出ますが、その分重さや持ち運びにくいなどのデメリットもあります。
荷物の量や車の積載量などと見比べて決めるのが良いと思います。
また、チェアと同じくアウトドアベンチにも座面の高さがあります。
ゆったり過ごしたいなら座面の低いもの、立ったり座ったりを繰り返すようなら座面が高い方が過ごしやすいと思います。
さらに腰痛持ちの方だと、腰への負担の事も考えた方が良さそうです。
③耐荷重量
2人以上が座るアウトドアベンチは一般的に耐荷重量の制限が高いものが多く、多いものでは160㎏まで耐えることができます。

野外という環境下で使用するので一般的に丈夫にできていますが、荷物を載せたり成人男性2人で使用するなど心配な時もありますので、購入する際は気を付けてほしいポイントの1つです。
④持ち運びやすさと収納性
アウトドアベンチ、チェアなどはキャンプで長時間過ごす場所なので、快適さばかりを重視してしまいそうになりますが、持ち運びやすさや収納についても確認しておくのが良いと思います。
コンパクトに収納できるものなら車にも積み込みやすいし、軽量で持ち運びしやすければソロキャンプに持ち込んでも抵抗なく持ち運ぶことができます。
折り畳み式なら車への積み込みや自宅での収納も楽にできます。
⑤価格
アウトドアベンチはそのデザインや機能性によってピンからキリまで値段に差があります。
安いものなら数千円、SNSでも流行っているようなおしゃれなものやクッションがきいていて座りやすいもの、木製フレームのベンチなどは数万円なんて価格のものもあります。
どの程度の価格の商品を購入するかも気にしたいポイントです。
アウトドアベンチのメリット
出典:楽天
①荷物を減らせる
2人でキャンプへいった時に居心地の良いアウトドアベンチがひとつあれば、人数分のイスを準備しなくてよくなります。
人数分のイスがなくなれば、キャンプの荷物もよりコンパクトになりますね。
しかし逆に、自分1人用の椅子+ベンチと考えてしまうと、荷物は増えてしまいます。
②様々なキャンプギアと兼用が可能
丈夫でしっかりとしたアウトドアベンチは荷物置き場や棚としても使用できます。
出し入れしやすくさっと出して座れるものなら、テント設営時にとりあえずベンチを出して荷物置きにするのがおすすめです。

座面がフラットなものなら、座面の上に板を置いてテーブルとしても良いかも知れません。
背もたれやひじ掛けがないタイプのアウトドアベンチはコットとして寝そべることもできます。
③ペットと一緒のキャンプにも
ペットと一緒にキャンプを楽しむ人にもアウトドアベンチはおすすめです。
キャンプサイトの中でペットもくつろげる落ち着いたスペースを作るのは意外と難しいので、ペットの為に活用しているキャンパーも多いようです。
可愛いペットを汚れた地面に居させるのも気が引けるし、ずっと膝の上というのも意外に疲れてしまいますもんね。
ベンチで隣同士で座ってもいいし、ペット専用としても良いかも知れません。
④おしゃれなキャンプサイトの演出にも
アウトドアベンチは座面が低く居心地が良くおしゃれな商品が多いのも特徴です。
この特徴を生かして流行中のロースタイルのキャンプをコーディネイトして楽しむのもメリットと言えると思います。
焚き火を囲んでのスタイルにもよく馴染みます。
素敵な柄やデザインなど個性豊かなところもメリットで、メーカーによってはアウトドアベンチのカバーを張り替えたりなどしてアレンジを楽しむこともできます。
⑤家でも使える使い勝手の良さ
オシャレで座り心地の良いアウトドアベンチを日常使いとして自宅で使用している人も多くいます。
折り畳み可能で片付けしやすく収納もしやすいため、来客時にサッとだしてきたり、自宅のベランダでキャンプ気分を楽しむベランピング用として使用している人もいるようです。
アウトドアベンチのデメリット
出典:楽天
①フレームの圧迫感が気になる
背もたれと座面の幅が狭いと生地とフレームの間が気になり圧迫感を感じてしまうことがあります。
また、フレームの形は丸型の方が脚の裏側に当たる部分が柔らかく感じ快適さを感じやすくなるので、気になる人はチェックしておきましょう。
②ひっくり返らないように注意
持ち運びやすさを重視するあまり軽量なものを選んで、強風でひっくり返ってしまったり、背もたれに体重をかけてひっくり返る、ということもあります。
ソロキャンプでもおすすめ?!
出典:楽天
1人用チェアに比べるとどうしてもサイズが大きくかさばる印象のあるアウトドアベンチですが、ソロキャンプでももちろんおすすめです。
アウトドアベンチには2つ折り、3つ折り、4つ折りと折り畳んで持ち運べるものもあり、軽量な商品も沢山出ています。
小さくたたむことができればソロキャンプに持ち込むのも気軽にできるし、車でキャンプに行く人ならなおさら持っていくハードルが下がると思います。
ロースタイルのキャンプスタイルに良くなじむアウトドアベンチは、ソロキャンプのスタイルとも相性が良いと思います。

焚き火を囲んでゆったり過ごす時間に、居心地がよく1人で広々と座りやすいアウトドアベンチはかなりおすすめ。
また、アウトドアベンチとよく組み合わされるロータイプのテーブルはハイタイプのテーブルよりコンパクトで軽量なものが多いので、結果的に荷物が少なくまとまるということもあります。
アウトドアベンチは設置がしやすいので、作業の手が足りないソロキャンプでもあると何かと便利だと思います。
荷物置きとしての棚やコットと兼用できることもおすすめポイントです。
ソロキャンプにおすすめアウトドアベンチ7選
50/50 WORKSHOP(5050 ワークショップ) フォールディングベンチ
出典:楽天
5050WORKSHOPのフォールディングベンチは、ワンアクションで折り畳み可能な2人掛けのベンチです。
座面の高さは39cmとやや高めの設定ですが、ロースタイルにもハイスタイルにも馴染みやすいちょうどよい高さでもあります。
フレームは細身ながら強化スチールを使用しているため強度的にも安心。
幅が広めのアームレストにはカップホルダーが付属していて使い勝手が良いと思います。
また背面と座面の裏側には物を引っ掛けられる「モールシステム」が採用されています。
5050 ワークショップ フォールディングベンチ スペック
詳細
使用時サイズ:HW1300×D620×H720mm
収納サイズ:W1300×D90×H750mm
重量:約5.5㎏
素材:骨組み/スチールフレーム(直径22×1mm厚)パウダーコーティング、生地/600デニールポリエステル(裏地 PVCコーティング)
耐荷重:約130㎏
CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ アルミ背付ベンチ
出典:楽天
キャプテンスタッグのアウトドアベンチも人気が高いアイテムです。
こちらはキャンパーの間で「鹿ベンチ」と呼ばれている、軽くて丈夫なアルミ製背付きの折り畳みベンチです。
2つ折りで持ち運びも楽々、必要な時にサッと取り出してすぐ片づけることができます。
面倒な分解や組み立ての作業は不要なので、どんな人でも簡単に使うことができます。

キャプテンスタッグのアウトドアベンチの人気の理由には、カスタムの自由さも挙げられます。
ボアやクッションの効いたカバーをかければ座り心地や温かさがアップし、ブランケットをかけて使用するのもおすすめです。
カバーや生地をオーダーメイドして張り替えるなんてことも出来ちゃいます。
キャプテンスタッグ アルミ背付ベンチ スペック
詳細
使用時サイズ:約W1040×D560×H665mm
収納サイズ:約W1040×D640×厚さ85mm
重量:約4㎏
素材:構造部材/金属(アルミニウム)、表面加工/構造部材=エポキシ樹脂塗装、張り材/ポリエステル、その他の材料/ひじ掛け部=天然木
耐荷重:約140㎏(片面70㎏)
鹿ベンチ専用のカバーもたくさん種類があって迷っちゃう!
LOGOS ロゴス アウトドアベンチ neos チェアfor2-ST オレンジストライプ
出典:楽天
ロゴスのアウトドアベンチは、丈夫なアルミフレームを使用した軽量な2人掛けのベンチです。
ストライプ模様のカラフルで明るい色使いとデザインが印象的。
座面と背もたれにはパッドが入っているため、座り心地も良いと思います。
暖かみのある木製アームレストがついています。
2つ折りで収納時は薄型になり、必要な時にサッと取り出しすぐしまえるところもおすすめポイントです。
ロゴス アウトドアベンチ neos チェアfor2-ST オレンジストライプ スペック
詳細
使用時サイズ:1025×550×670mm
収納サイズ:1025×120×640mm
重量:約3.9㎏
素材:フレーム/アルミ、生地/ポリエステル(PVCコーティング)、肘掛/木材
耐荷重:静止時約240㎏
FIELDOOR フィールドア クラシックベンチ
出典:楽天
FIELDOOEのクラシックベンチは、フレームに天然のブナ材を使用した、クラシックなデザインが魅力のアウトドアベンチです。

組み立て式なのでコンパクトに持ち運ぶことができますが、設置と片付けに少々手間と時間がかかるのが玉にキズ。
しかし木の暖かみと優しい座り心地、安定感や高級感は木材フレームならではの醍醐味でもあります。
アウトドアだけでなくおうちのインテリアとしてもおすすめです。
座面は低めでロースタイルのキャンプに良くなじみ、安定感もあります。
フィールドア クラシックベンチ スペック
詳細
組立サイズ:約1120×560×650mm
収納サイズ:約1100×160×190mm
重量:約6.5㎏
素材:キャンバス(コットン)、天然木(ブナ材) 他
耐荷重:160㎏
CHUMS チャムス チャムスバックウィズベンチ
出典:楽天
チャムスのチャムスバックウィズベンチは、大人2人が並んで座ってもゆったりできるサイズ感が魅力のアウトドアベンチです。
座面には大きくブランドロゴが入り、裏面にはブーピーバードのロゴ入りと、パッと目を引くポップなデザインも印象的。
キャンプサイトを明るくおしゃれに彩ってくれると思います。
ワンタッチで開閉可能なので、出し入れも簡単です。
チャムス チャムスバックウィズベンチ スペック
詳細
使用時サイズ:約 W1100×D400×H730mm
収納サイズ:約 W1100×H650mm
重量:約3.8㎏
素材:シート/600デニールポリエステルオックス、フレーム/アルミニウム
耐荷重:160㎏
LOGOS ロゴス Tradcanvas 囲炉裏ベンチ
出典:楽天
焚き火の側でベンチを使用したいのなら座面には難燃素材を使用した商品がおすすめです。
ロゴスの囲炉裏ベンチは、飛び火しても燃え広がりにくい「難燃BRICK」素材という極厚900デニール生地を使用しています。
万が一火の粉が飛んで焦げてしまっても、その傷が味になりやすい深みのあるレンガ色なのも嬉しいポイントです。
ローテーブル、焚き火を囲む人気の囲炉裏型テーブルにも馴染む低めの高さもいい感じです。
フレームは軽量なアルミ製、持ち運びしやすい専用バッグ付きです。
ロゴス Tradcanvas 囲炉裏ベンチ スペック
詳細
使用時サイズ:W1100×300×350mm
収納サイズ:5650×100×200mm
重量:約3㎏
素材:フレーム/アルミ、生地/900D ポリエステル(PUコーティング)
耐荷重:約160㎏
Helinox ヘリノックス ベンチワン
出典:楽天
ヘリノックスのベンチワンは、優れた強度と柔軟性を持つ超軽量アルミニウムポールを使用していて、重量は約2㎏しかないにも関わらず超丈夫なアウトドアベンチです。
寝心地の良さに定評のある同社のコットと同じテンションシステムを使用しているため、座面にはハリがあり快適に座ることができます。
ヘリノックス ベンチワン スペック
詳細
使用時サイズ:W400×D1110×H400mm
収納サイズ:W450×D160×H160mm
重量:約2kg
耐荷重:145㎏
まとめ
ファミリー、グループキャンプで便利なアウトドアベンチ。
1つあれば人数分のイスを準備しなくて済むし、子供やペット用にもおすすめです。
リラックスできるソファのような座り心地を重視したタイプや簡易的で軽量さとコンパクトさを重視したタイプなど、一言でアウトドアベンチと言っても様々な商品があるので、調べてみるだけでも楽しいと思います。
カバーやブランケットを掛けると防寒性やクッション性が増し、気分も変わって満足度もアップします。
アウトドアベンチは人気のロースタイルのキャンプにも馴染みやすく、おしゃれなキャンプサイトの演出アイテムとしてもおすすめです。
ロースタイルのキャンプギアがコンパクトで軽量なものが多いのも特徴で、アウトドアベンチに合わせてキャンプギアをロースタイルに変えることで結果的に荷物が軽くなり量も減る、ということもあります。
サッと開いてすぐ使える商品が多いため、設営作業中の簡易的な荷物置き場にするのもおすすめです。
また、コットや棚代わりとして使うことができるものもあります。
大きくかさばるイメージがあるのでソロキャンプでは使いにくいイメージがある人もいるかもしれません。
このように他のキャンプギアの代用として使ったり、持ち運びしやすい軽量な折り畳み式を選ぶことで解決できることもあるので、ソロキャンパーさんも是非検討してみて下さい。
関連記事
- ソロキャンプのテントにアンプラグドキャンプのパップテントHYDEをレビュー!サイズ感はどのくらい?インナーテントにインフレーターマットやコットを敷いたりして検証してみた
- ハイランダーのウッドロールトップテーブルはソロキャンプで使える?ファミキャンで使ってたテーブルがそのままソロキャンプで使えるか検証してみる
- ChillCamping(チルキャンピング)のアウトドアテーブルをレビュー!HIGHタイプに合うキャンプチェアはどれ?座面高が高いチェアでも大丈夫?
- 初めて買うキャンプのイスはおしゃれでコスパが良いものが良いよね!6000円以内で買えるおすすめのキャンプチェアをピックアップ!
- 初めてのキャンプにはDODのスワルスエックスがおすすめ!〜大人気チェアのヘリノックスと比較したらココが違った!〜