ソロキャンプと言ったら、コンパクトなキャンプギアを揃えて、荷物を少なめにして望みたいものです。
しかし、ファミキャンから移行してくるパパさんにとって、ソロキャンプ用のキャンプ道具を一から揃えるのは大変だし、奥様が許してくれない可能性も大きいです。
キャンプチェアやテーブルなど、ファミキャンで使っている物があるのに、ソロキャンプ用にまた買うなんて、女神様でなければ許してくれるハズがありません。
ヒロシさんのような無骨キャンプに憧れてソロキャンプを始めたいのに、道具が揃えられないというジレンマがパパさんを待ち受けています。

見た目のスタイルとか、憧れのスタイルの事をちょっと忘れる事ができれば、ファミキャンで使っていたキャンプ道具をそのままソロキャンプに流用して使えると思います。
例えばテントとかなら、大型のシェルターを家族で使っていても、別にそれをソロで使ったって良いですよね。
キャンプチェアだって、ローチェアじゃない座面高があるチェアでも良いですよね。
それならテーブルだって使いまわしても良いと思います。
そこで今回は、キャンパーさんに人気の高いハイランダーのウッドロールトップテーブルが、ソロキャンプで使えるかを検証してみたいと思います。
ソロキャンプ用のパップテントの前にハイランダーのウッドロールトップテーブルを置いたらどんな感じになるのか見てみたいと思います。
そして何種類かのキャンプチェアも同時に置いてみて、ソロキャンプに似合うかどうか、使いやすいのかどうかを確認してみたいと思います。
ハイランダーのウッドロールトップテーブルはソロキャンプでも使える?
ソロキャンプ用のテント
ソロキャンプと言えば、やはり1人か2人用のコンパクトなテントを使うイメージがありますよね。
僕的には、ソロキャンプでも大きなシェルターでも、ツールームテントでも、ファミキャンで使っていたテントをそのまま流用しても良いと思います。
ただ今回は、ソロキャンプっぽいパップテントに、ハイランダーのウッドロールトップテーブルが似合うのかどうか検証してみたいと思います。
今回使うのは、アンプラグドキャンプのHYDE(ハイド)というパップテントです。
サイズは、210×160×115(h)cm。
ソロキャンプにピッタリなコンパクトなサイズ感のテントです。
ソロキャンプなら、パップテントの前のスペースにテーブルやキャンプチェアを置いて、のんびりと過ごすと思います。
ソロキャンプのイメージ、特に無骨キャンプでは、ローチェアやロータイプのテーブルを使ってるのが頭に浮かぶと思います。

地面にマットを敷いて座っちゃうワイルドな感じを目指すなら、チェアやテーブルは必要ないかも知れませんが、大抵の方はやっぱりチェアに腰掛けたいですよね。
そこで前回、高さ25cmのチルキャンピングのアウトドアテーブルを使って、それに座面高が高いチェアを合わせて、使いやすいのかテントに似合うのかを検証しました。
今回は、チルキャンピングのアウトドアテーブルの代わりに、もっと高さがあるハイランダーのウッドロールトップテーブルで検証してみます。
ハイランダーのウッドロールトップテーブルは、人気がありファミキャンで使っているキャンパーさんも多いと思います。
またハイランダーでなくても、同じ木製のロールトップテーブルを使っている人も沢山いると思います。
僕も含めてその方々が、ファミキャンからソロキャンプに移行した時に、ロールトップテーブルをそのまま使えたら、新たにテーブルを買わなくて済むので物質的にも経済的にも助かると思います。
ハイランダーのウッドロールトップテーブルを置いて座ってみる
まずは、ハイランダーのウッドロールトップテーブルをアンプラグドキャンプのパップテントの前に置いて座ってみました。
腰を掛けているチェアのことは考えずに、テーブルのサイズだけに目を向けます。
ウッドロールトップテーブルのサイズは、90×60×43(h)cm。

ソロキャンプのイメージでは、ローテーブルとローチェアを使っている光景が目に浮かびますが、何も考えずにウッドロールトップテーブルを置いてみても、多少大きくは感じますがめちゃくちゃ違和感があるようには思えませんでした。
テントはコンパクトなパップテントで高さが115cm、跳ね上げているひさし部分も多分115〜120cmぐらいの高さになっていると思います。
テーブルが大きいと言えば大きいかもしれませんが、そこまで気にならない感じがしました。
みなさんには、どう見えますか?

1度気になったら、ずっと気になってしまうかもしれないので、ここは気にならなかったということでお願いします(笑)
IFF STUDIO(イフスタジオ) アウトドアチェア
それでは次は、IFF STUDIO(イフスタジオ) アウトドアチェアを置いてみます。
イフスタジオのアウトドアチェアは、高さを4段階に調節することができますが、今回は一番低くしてあります。
座面高は一番低くして前面部分で約29cm、お尻の部分はもう少し沈み込むのですが、まあまあ低い感じだと思います。
このアウトドアチェアなら、もちろんパップテントに合うと思います。
ハイランダーのウッドロールトップテーブルの高さ43cm。
ウッドロールトップテーブルの高さの方が、アウトドアチェアよりも高く余裕があるので、座ってみても難なく使うことができます。
テーブルの上に置いてあるコップなども手に取りやすいし、無理な姿勢を取る必要もありませんでした。
テントのひさしと頭の間にも余裕があり、これならソロキャンプでも問題なく使えそうでした。
ただ座り心地は好みもありますが、僕的にはあまり良くなかったです。
長時間座り続けるのには、ちょっと疲れてしまいそうです。
ウッドロールトップテーブル、キャンプチェア、テントの相性は、見た目もよく座ってみても窮屈感がなくていいと思いました。
ANOBA(アノバ)ウッドハイバックチェアに合わせる
次は、アノバのウッドハイバックチェアを置いてみました。
ウッドロールトップテーブルのサイズ感と、ウッドハイバックチェアのサイズ感の組み合わせは全く問題なくみえます。
アノバのウッドハイバックチェアのサイズは、56×61×80(h)cmで、座面高は42cm。
高さ43cmのウッドロールトップテーブルと並べたら、ちょうどいい感じになると思います。
あとは、その後ろにあるパップテントとの組み合わせです。
人が座っていない状態では、なんだか違和感ないように見えます。


当初はちょっと大きいかもって、どこかで感じていましたが、段々とこれでも良いんじゃないかって思うようになってきています。
ウッドハイバックチェアに腰掛けてみて、ウッドロールトップテーブルを使ってみても、やっぱりいい感じで使えるんです。
テーブルの上に置いてあるコップを取る時にも、必要以上に前屈みにならないので、ストレスもありません。

背もたれに寄りかかってみると、頭がテントの跳ね上げたひさし部分に触れてしまいそうなぐらいの距離感です。
実際には10cmほど隙間はあると思いますが、結構近い感じです。
身長183cmの僕が少し悪い姿勢で座っていてこの感じなので、もっと背の高い人や姿勢良く座ったなら、頭が触れてしまう可能性もあります。
そうなることを踏まえて、改めて写真を見直すと、やっぱりテーブルとチェアが、テントに対してちょっと大きいような気もします。

多分使っている本人が気にしなければ、大きなウッドロールトップテーブルでも、ソロキャンプでは全く問題なく使えるんだと思います。
DODのオヤコチェアに合わせる
最後に一番の難関、1.5人掛けのDODのオヤコチェアを合わせてみます。
DODのオヤコチェアは、1.5人掛け用ということもあり、かなり横幅が広いキャンプチェアです。
サイズは(約)W89×D70×H82cmで、座面の高さは33cm、前面の部分で40cmとなっています。

横幅が広いしクッションも付いているので、まるでキャンプ用のベンチのようですよね。
ベンチよりは少しコンパクトになっているのですが、これをソロキャンプで1人で使うとなったら、やっぱり大きい。
でも、それをあえて使うことにより、広々と悠々自適に座ることができるんです。
そんな事を考え、実はソロキャンプ用にと思って、オヤコチェアを買ってしまってあったんです。
しかし、前回のチルキャンピングのアウトドアテーブルと合わせて検証してみたら、テーブルが低すぎて使うのに苦労してしまいました。
オヤコチェアには、ローテーブルは合わないと実感したんです。
しかし高さがあるウッドロールトップテーブルなら、高さがピッタリ合うんです。
それはそうですよね、座面高とテーブルの高さが同じくらいなので、見た目にも違和感はなく使い勝手も良いはずですもんね。
後は、ソロキャンプ用のパップテントと合うかどうかです。
やっぱり、ハイランダーのウッドロールトップテーブルとDODのオヤコチェアの組み合わせでは、見た目に大きく迫力があります。

良い意味での迫力があるということではなく、パップテントには両方とも大き過ぎちゃう気がします。
本人が気にしなければ、全く問題なく使えると思うのですが、座る前からちょっと気が引けちゃいました。
では、実際に座ってみたいと思います。

実際には、数センチ余裕があるのですが、ほとんどついちゃっているような感じです。
こうなるとウッドロールトップテーブルもオヤコチェアも、このテントには大き過ぎます。
跳ね上げる高さをもっと高くすれば頭はつかなくなると思いますが、どう思いますか?
僕はせっかく買ったので、オヤコチェアもウッドロールトップテーブルもこのテントで使いたいと思っています。
アンプラグドキャンプのHYDEもレビューしています。
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詳細
サイズ:90×43×60cm
収納サイズ:91×12×20cm
耐荷重:30kg
重量:約7kg
まとめ
ソロキャンプにファミキャンで使っていたウッドロールトップテーブルをそのまま使えるかと検証してみました。
検証にあたり、使ったテントはソロキャンプ用のパップテントです。
実際、パップテントにウッドロールトップテーブルはちょっと大きいような気がします。
しかし、使う本人が気にしなければ、全く問題ないと思います。
後は、腰掛けるキャンプチェアとの組み合わせです。
キャンプチェアが大きいと、ウッドロールトップテーブルとの組み合わせも大きく見えて、コンパクトなテントに対し違和感がでてきてしまいます。
それでも、使う本人が気にしなければ、全く問題なく使えると思います。
ハイランダーのウッドロールトップテーブルに限らず、この種類のテーブルは、広くて使いやすいですよね。
ファミキャンで人気があるテーブルを、そのままソロキャンプに移行して使うのはアリなんじゃないかなと考えています。
できれば、気持ちもう少し大きめのテントの方が様になると思いますが・・・。
結果、僕的にはハイランダーのウッドロールトップテーブルをソロキャンプに使っても良いと思いました。
ファミキャンのキャンプギアをソロキャンプに流用して、快適でゆるいソロキャンプをしませんか?
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