現在、このブログ以外に「あっちゃんのうちキャン」というキャンプブログを書いているのですが、記事が増えてきたこともあり整理をしようとこのソロキャンプ中心のブログをはじめました。
どうしてソロキャンプかというと、やはり子供が大きくなってきて最近ファミキャンの頻度が減ってきちゃっているんです。
家族全員でキャンプに行くことはまれで、友達と行ったりソロで行ったりとキャンプスタイルが変わり始めています。
と、家族に見送られ、一人車に乗り込む回数が増えてきたんです。
そうなると、今まで使っていたキャンプ道具ではちょっと大きくて使い回しが出来ないものもでてきます。
そんな事で新しくブログを初めたのですが、買うものが多くて困ってます。
その中でも、まずはソロ用のテント。
これがないと雰囲気がでません。
やはりソロ用のテントっぽいといったら、パップテントですよね。
そんな事で、少し前にアンプラグドキャンプの黒いパップテントを買ったんです。
まだ試し張りもしていませんが、色々と選びぬいてから決めたテントなので満足しています。(今後レビュー予定です)
ところが、その検討段階の時にはなかったハイランダーのパップテントが、ちょっと気になるんです。
2021年3月1日発売の新商品なんですが、A型フレームを2つ使った独自フレーム構造で室内は広く設営撤収も簡単らしいんです。
今回は、ソロキャンプに使いたいハイランダーの新商品ハンガーフレームテントのクロシェットを紹介します。
ハイランダーのパップテントがコスパが良い
ハンガーフレームテント クロシェットは独自フレーム構造
出典:ナチュラム
ハイランダーの新商品のハンガーフレームシェルター クロシェットはパップ型シェルターです。
一番の特徴は、A型フレームを2つ使った独自フレーム構造。
普通のパップテントは、片側に1本ずつポールがあり、両サイド合わせて2本のポールで幕を支えています。
ツーポールシェルターの小型版って感じだと思います。
それだともちろん、ポールだけでは自立しません。
幕をポールで支えてロープで引っ張り、ペグダウンすることでやっと自立します。
しかしハイランダーのハンガーフレーム「クロシェット」はフレームだけで自立するんです。
まさにその通りで、そこから着想を得ているみたいです。
「クロシェット」という名前も、スコットランドのゲール語で「ぶら下がっている」という意味らしく、ハンガーラックに幕がぶら下がっているという感じをしっかり表していますよね。
このA型フレーム2つを真ん中のフレームで連結している形は、4本の脚で自立するハンガーラックや鉄棒のようにみえます。
出典:ナチュラム
この状態のまま、フライシートやシュラフなどをかけて乾燥させたりすることができるんです。
耐荷重は20kgあるので、撤収作業中に便利に使うことができそうです。
設営も簡単
出典:ナチュラム
ポールはバンジーコードで繋がっているので、ぱぱぱっと組み立てがすぐにできちゃいます。
僕はショックコードという名前だと思っていたのですが、ハイランダーではバンジーコードというようですね。
この名称は色々あるように思えるので、どれが正解とかはなさそうです。
とにかくこのバンジーコードで繋がったフレームは、すぐに組み立てできちゃいます。
2つのA型フレームもそれを繋ぐフレームも全部つながっている為、それぞれを繋げればもう自立するフレームの完成です。
その後、フライシートを被せてペグダウンすれば完成です。
めちゃくちゃ簡単な設営は、初心者の方も女性の方もあっという間にできちゃうと思います。
A型フレームで室内広々
出典:ナチュラム
ソロ用のパップテントって、寝る時にポールが邪魔になりそうですよね。
ツーポールで設営する普通のパップテントだと、テント内のポールの位置がどうしても気になってしまいます。
寝る時も、荷物を置く時もなんとなく邪魔。
しかし、ハイランダーのハンガーフレーム「クロシェット」はA型フレームの為、テント内で横になった時でも頭の上にポールがくることはありません。
頭に上に邪魔にになる物がないから、のびのびリラックスして寝ることができるんです。
出典:ナチュラム
サイド部分の三角形になっているところが、ツーポールだとポールがあるのでデッドスペースになってしまいますよね。
それがA型フレームになることで有効利用できるようになっています。
出典:ナチュラム
写真をみても広く使えそうなのが分かりますよね。
クロシェット本体のサイズは280×160×110(h)cm。
サイド部分の三角形の頂点から反対側の頂点までの幅が280cmもあるので、A型フレームならそれを有効的に使えると思います。
パップ型シェルター
出典:ナチュラム
ハイランダーのハンガーフレームシェルター「クロシェット」はパップ型シェルターです。
シェルターということで、基本的にはフロアがないスタイルです。
コットを設置して就寝スペースを確保するような感じで使います。
ファミキャンをメインにしていると、コットを持ってる人は少ないと思います。
ファミキャンから徐々にソロキャンプに移行し始めようと思っているパパさんには、テントを買ってその後にコットに手を出すのも大変です。
出典:ナチュラム
そんな方は、別売りでインターテントが用意されています。
別売りと言っても、単品なら4,980円(税込)、セットならプラス3,000円ぐらいで購入することができます。
インナーテントのサイズは、200×85×105(h)cmなので、インナーテントを取り付けるとテントの幅をめいっぱい使うことはできなくなります。
しかし、ファミキャンの時につかていたマットをそのまま使うことができ、快適に就寝することが出来ると思います。
出典:ナチュラム
また、インナーテントにはメッシュドアが付いているので、虫の侵入も防ぐことがきます。
夏でも、涼しい風を通しつつ虫を寄せ付けないので、とても便利に使えると思います。
出典:ナチュラム
さらにインナーテントの設置も簡単で、フレームにフックを掛けるだけなんです。
昼間はリビングとして使いつつ、日が暮れたらインナーテントを設置するとしても、簡単に準備ができてしまうのが良いと思います。
ハンガーフレームシェルターを設置した後でも、インナーテントが取り付けることができるのは良いですよね。
アレンジも多彩
出典:ナチュラム
ハンガーフレームシェルター「クロシェット」は、前面パネルを跳ね上げてタープのように使うことができます。
ソロキャンプでは、これをタープ代わりにすれば、わざわざ別途設営する必要もなくて楽ちんです。
ハンガーフレームシェルター「クロシェット」には、跳ね上げ用のポールが2本付属しています。
その為、別途購入する必要はないんです。
普通のパップテントなら、この跳ね上げてタープスペースを作ることは出来て当たり前の機能ですよね。
なんとクロシェットは、これ以外にもアレンジすることができます。
出典:ナチュラム
それは、サイドパネルを大きく開けることが出来るんです。
サイドパネルがジッパー式になっているので、下から開けると大きく開き広く開放することができます。
これなら、一気に換気ができちゃうので、いざという時は助かると思います。
また、換気だけではなく出入り口としても使えるので、就寝時に前面のパネルを閉めていても、トイレに行く時など役立ちます。
ソロキャンプで夏以外も使える
出典:ナチュラム
クロシェットはには、スカートが標準装備されています。
僕的には、このスカートがめちゃくちゃ大事で、これがあるのと無いのでは、寒い季節のキャンプが大きく変わると思います。
スカートが有ることで冷気の侵入を防ぐので、シェルター内に吹き込む風を抑え体感温度が下がりにくくなります。
大きなシェルターやテントでも、スカートがないと寒くてキツイです。
ソロ用のテントなら、直に風が身体に当たるので、尚更です。
フライシートの生地は、ポリエステルなので軽いのですが、寒くなると結露が多くなるかも知れません。
それでも秋口から寒い冬も、または春先でも使えるのは良さそうです。
奥さんと喧嘩して、ソロキャンプに行く人は少ないと思いますが、いざという時もこれがあれば安心です。
値段が安くてコスパが良い
出典:ナチュラム
ハイランダーのハンガーフレームシェルター「クロシェット」は、値段が安いのも魅力なんです。
シェルター単品なら13,980円(税込)、インナーテントが付属したスタートパッケージなら16,980円(税込)です。
しかも両方とも跳ね上げ用のキャノピーポールが2本付いているんです。
インナーテントは単品で買うと4,980円(税込)なので、もしも今後買う予定が有る方は、はじめにセットで買ってしまったほうが安く購入することができます。
ソロ用テントでコンパクトですが、A型フレームを使用した独自のフレーム構造で設営撤収が簡単な上、値段も安いとなるとコスパはかなり良さそうに感じます。
ハイランダー ハンガーフレーム クロシェット スペック
詳細
サイズ:約W280×H110×D160cm、約130cm(キャノピーポール)
収納サイズ:約W50×H16×D16cm
素材:190T/68Dポリエステル
耐水圧:PU2000mm(本体、収納袋)
素材・フレーム:アルミ
素材・キャノピーポール:スチール
重量:約3.53kg
耐荷重:約20kg
インナーテント・サイズ:約W200×H105×D85cm
インナーテント・収納サイズ:約W38×H8×D8cm
インナーテント・重量:約680g
発売日:2021年3月1日正午
まとめ
ハイランダーのハンガーフレームシェルター「クロシェット」は、コスパがめちゃくちゃいいソロ用テントです。
初期段階ではフロアが付いていなくシェルターとして使う感じになるのですが、別途インナーテントを購入すればパップテントとして使うことができます。
パップ型のシェルターですが、他のブランドのものと比較すると、やはりフレーム構造が特徴的でずば抜けて使いやすいと思います。
設営もバンジーコードで繋がっているフレームを組み立てて自立させ、その上にフライシートを被せるだけと、初心者でも簡単にできちゃうんです。
ファミキャンからソロキャンへ移行するパパさんにとって、テントの設営に不安を持っている方もいると思います。
でもこれなら簡単なので、何も気にする必要はありません。
値段も安くコスパが良いので、初めてのソロキャンプ用のテントとしておすすめできます。
クロシェットを知る前に他のテントを買ってしまいましたが、クロシェットもかなり好印象を受けたテントです。
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