キャンプ用のゴミ箱に、今まではポップアップ式の大きめなゴミ箱を使っていました。
ハンドルにある留め具を外せば、一瞬で組み立て完了しちゃうこのタイプのゴミ箱はかなりのお気に入り。
しかし、ある時に気がついたんです。
って事に。ゴミ箱の中を覗いてみると、ゴミは僅かで、ゴミ箱の中のスペースはほとんど使っていません。
それもそのはず、最近ではソロキャンプの比率が増えていて、その分ゴミも少なくなっています。
またキャンプ場に食材を持ち込んで、一から調理をする事も少なくなっています。
そもそも野菜とかは家でカットしてきちゃうので、余分な生ゴミは出ないんです。
そこでもう一回りコンパクトなゴミ箱がないかなと思っていた矢先、ゼインアーツのモビボックスというゴミ箱の販売を知りました。
以前は人気で品切れしている事もあったようですが、この時は普通に購入する事ができ、すぐに手元に届きました。
購入してから半年以上使ってきたので、今回はゼインアーツのモビボックスのレビューと、そのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
ゼインアーツのモビボックスをレビュー!
サイズはソロキャンプにちょうどいい
ソロキャンプメインでお話しすると、ゼインアーツのモビボックスは、サイズ的にはピッタリだと感じています。
ソロキャンプでは、どれだけのゴミが出るか考えた事はありますか?
もちろん僕はそんな事を考えた時はなかったのですが、ふと「ソロキャンプってゴミが少ないじゃん!」って事に気がついたんです。
そこでここ数年のソロキャンプを思い出してみると、手の込んだ料理を作る事もしないし、野菜などは家で下準備してきちゃうし、たまにはレトルトやインスタントの時もあります。
朝食もホットサンド。作ったとしても目玉焼きベーコンぐらいなので、出るゴミは少ないんです。
その他、ペットボトルのゴミも出ますが、ファミキャンに比べて圧倒的にゴミは出ません。
さらに思い出してみると、ファミキャンの時から使っていたポップアップ式のゴミ箱は約55リットルで、それも使い切れてなかったんです。
ファミキャンやグルキャンで使った時には、ゴミ箱はパンパンにはなっておらず、出たとしてもその半分ぐらい。55リットルもの容量を使い切れていませんでした。
ゴミ箱の上に何かを置いて使う事はしてないので、ゴミ箱が大きくても小さくても特に不便な事はないのですが、ソロキャンプでは見た目に大き過ぎるような気がします。
そこで少しコンパクトなゴミ箱を購入したんです。
それはゼインアーツのモビボックス。
サイズは上側がφ320mm、底面がφ235mmで高さが360mmで、容量が20リットルとなっています。
今まで使っていたポップアップ式のゴミ箱の50リットルの半分以下の容量なんです。
今までの半分以外の容量と聞くとちょっと不安な気もしますが、よくよく考えたらいつも50リットルのゴミ箱の底に少しだけゴミがある感じなので、20リットルも使っていなかったと思うんです。
実際にモビボックスを半年以上使っているのですが、これまで全く問題ありませんでした。
ゴミを入れてもスペースが大分余る事もあるので、2リットルの水のペットボトルを写真に映らないように隠して置く事もあります。
おやつに食べるお菓子も、収納したりした事もあるんです。
なんて、ゴミ箱以外の使い方も多々する事があるんです。
普段のソロキャンプでは、それだけゴミが出ません。
ゴミの量には個人差もあると思いますが、今まで僕は、そこまで大量のゴミを出した事がないんです。
それを考慮すると、モビボックスの20リットルだって大きいような気がします。
なので、お菓子やお水の収納庫の役割も、ゴミ箱と同時にさせてしまいます。
ちなみに今まで使っていたオレゴニアンキャンパーのポップアップトラッシュボックスは直径40×高さ45cmなので、並べて正面から見比べると9cmの高さの差があります。
直径は(太さ)は大きく違いが分かり、ゼインアーツのモビボックスが如何にコンパクトなのか分かると思います。
モビボックスの組立式はデメリット
ゼインアーツのモビボックスは、組立式のゴミ箱です。
今までポップアップ式のゴミ箱を使ってきたので、この組み立て作業は大きな手間に感じます。
モビボックスの組み立ては、4本のポールを取り付けるだけ。
特に力を必要とはしませんが、何だか面倒くさく感じてしまうんです。
ポールは2つ折にされている物を1つにするだけ。
ポールの片側を、モビボックスの本体の所定の所に差し込み、もう片側をベルクロで留めます。
これを4本分する事で、組み立ては完了するんです。
簡単なんですが、毎回組み立てて収納してと繰り返すのが手間で面倒。
これをネガティブに感じてしまっているから、そう思うのかも知れませんが、僕にとっては大きなデメリットなんです。
なので、最近では全く収納しなくなっていて、組み立てた状態で持ち運んでいるし、家での収納もそのままです。
そうなると、今度は嵩んでちょっと邪魔だというデメリットも。
これをデメリットにしてはダメですね。
ゼインアーツのモビボックスは組み立てが必要な事が、個人的にはデメリットに感じました。
小さなデメリットは、4本脚の脚部をベルクロで覆うのですが、そこの生地が直接地面に触れる為、もし地面が濡れていたら汚れしまうし、水が染み込んでしまう事。
特にコーティングや撥水加工がされていないので、脚部は汚れてしまいます。
地面に置いて使う時には、ちょっと気にする必要があると思います。
デメリット
・毎回組み立てがあること
・脚部の生地が汚れること
・ぶつかったり傾斜がキツイ地面では不安定
メリットは見た目が良いこと
ゼインアーツのモビボックスのデメリットは、組み立てが必要な事ですが、その他には大きなデメリットは見つかりません。(小さなデメリットはあります)
ぶつかった時にちょっと倒れやすい気もしますが、それもぶつからなければ良いだけ。
逆にメリットはと言えば、置いてあるだけで見栄えがするということ。
見た目が良いので、そもそもゴミ箱には見えないし、存在感も抜群。
キャンプ場で出会ったおしゃれキャンパーさんも、モビボックスを使っていたので、間違ってないと思います。
おしゃれキャンパーさんは、ゴミ箱として使っているのかは不明ですが、ラックの上にウォータージャグと共に並べてありました。
ゴミ箱として使ってなくても、それ自体で見た目が良く、収納ボックスとしても優秀なアイテムだと思います。
メリット
・見た目が良い
・ソロキャンプにピッタリのサイズ感
使い勝手のよさ
モビボックスの使い勝手の良さは、そのコンパクトな容量とジッパーで蓋を出来ることです。
サイズ的には、ソロキャンプでもかなり余裕を持てる容量なので、ゴミ箱として使うのはもったいないぐらい。
ソロキャンプだと、それほどゴミは出ないと思うので、20リットルの容量は充分過ぎるんじゃないかと思います。
キャンプ場で本格的な料理をする人、またはビールやお酒を大量に飲む方は、缶や瓶のゴミが多く出てしまうと思いますが、それもソロキャンプならモビボックス一杯になる事は少ないと思います。
そもそもモビボックス内はクリップが6つあり、ビニール袋を2つ3つ取り付ける事でゴミを分別する事出来ます。
燃えるゴミも缶や瓶も、ソロキャンプなら分別しながらも、20リットルの容量を使い切る事はあまりないのではないでしょうか?
そして、ファスナー付きの蓋がある事で、ゴミを目隠しする事ができ、見た目はいつまでもスッキリとおしゃれなまま。
ゴミが大量に入っていても、外からは見えないので生活感はでません。
さらには、ハエなどの虫も、蓋がある事で寄せ付けません。
キャンプ場によっては、ハエの多い場所、またはその他の虫も含めてゴミに寄ってくる虫がいるところがあります。
蓋付きで、しかもジッパーで閉じる事ができれば、ニオイの拡散を防ぐ事もできちゃいます。
もし中で、缶や瓶から液体が溢れてしまって汚れたとしても、内側はPVCコーティングになっているので、サッと拭いてしまえば大丈夫。
4本脚なので、場所によっては不安だったりします。
そんな時にぶつかってしまうと、倒れてしまい内側のゴミから液だれしてしまうかも知れないですよね。
それこそ布に染み込んでしまったら最悪ですが、耐水性のあるPVCコーティングなら染み込む事はないので安心です。
まとめ
ゼインアーツのモビボックスをソロキャンプのゴミ箱として使ったら、とても便利だし、サイズ感もばっちりでした。
ソロキャンプでは、元々多くのゴミは出ませんよね。
なので大きなサイズのゴミ箱は、過剰過ぎてしまうんです。
だからと言って、コンビニやスーパーのビニール袋では、生活感丸出しで見た目によろしくありません。
そこでゼインアーツのモビボックス。
コンパクトサイズだし、何より見た目が良いんです。
オシャレなサイトも似合うし、そもそもそれ自体がおしゃれな見た目をしています。
もちろんゴミ箱として使う事で、サイトをスッキリと見せる事が出来るようになります。
逆にゴミ箱として使わないというのも、ありかなと思います。
モビボックスを収納ボックスのように、表に出ているとあまり良くない物を入れるようにすれば、サイトはいつでも綺麗なまま。
例えば飲みかけのペットボトルだったり、お菓子の袋や箱だったり。
テーブルの横に置いて仕舞っておけば、テーブルの上が散らからないので、そんな使い方も良いと思います。
今回のレビューでは、ソロキャンプで使った際のサイズ感を個人的な見解で紹介しました。
中にはソロキャンプでもゴミの量は多いという人もいるかも知れません。
あまりゴミが出ない人は、参考にしてみてください。
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