ソロキャンプが大流行している中、ソロキャンプをやってみたいけど、どんなテントを買って良いのかわからない。
今までファミキャンだったけど、そろそろ1人で行かなきゃと、必要に迫られてソロ用のテントを買う必要がある方。
様々な立場でソロ用のテントの購入を考えていますよね。
ソロキャンプでは、じっと座ってるだけではないですが、それでもテントにいる時間は長いです。
ただただのんびりしたい方だったら、テントから離れずに常に過ごす事もあります。
だから、ソロテント選びは重要です。
今回は、DODのミニキノコテントがソロキャンプ用のテントしてどうなのかメリットデメリットを考えたいと思います。
もちろんメリットはたくさんあると思いますが、敢えてデメリットも探してみます。
DODのミニキノコテントはソロキャンプにおすすめ?!
メリット1.コンパクトなサイズ感
出典:DOD
ソロキャンプ用のテントと言えば、どんな物をイメージしますか?
確かに、ソロキャンプではテントを使うのは自分1人なので、サイズはコンパクトですよね。
ただ僕のように大きなテントを1人で使うような人は例外として、大部分の方はコンパクトなテントを使用します。
DODのミニキノコテントも、既に名前にミニと付いているので分かりやすいですが、サイズはコンパクト。
出典:DOD
通常サイズのキノコテントが2〜3人用なのに対し、ミニキノコテントは1人用。
通常サイズのキノコテントを組み立てた時の大きさは328×328×168(h)cmで、ミニキノコテントは240×240×120(h)cmとなっています。
約90cmほど幅も奥行きも小さくなっているので、かなりコンパクトなのが分かります。
ミニキノコテントで日中過ごしたり、寝床としても使うインナーテントは六角形をしていて、215×185×105(h)cmとさらにコンパクトになります。
出典:楽天
同じソロ用のテントでコールマンのインスタントアップドームSでは、インナーサイズが210×90×100(h)cmとなっているので、比較するとミニキノコテントの方が広く使えるようです。
DODのミニキノコテントではフロア面積を広くした作り。
一方インスタントアップドームSでは、フロアと前室を半々にしたようにデザインされています。
メリット2.設営が簡単
出典:DOD
DODのミニキノコテントは、ワンタッチテントです。
ワンタッチなので、通常のテントのようにフレームを組み立てて、テントのスリーブに通し、ピンをフレームに差し込むという作業は必要ありません。
基本的は、折り畳み傘のように収納されたテントを広げるだけ。
元々ソロキャンプ用のテント自体、設営に時間がかからないのですが、ワンタッチテントはさらに設営時間を短縮する事ができるんです。
出典:DOD
僕が普段使用しているDODのカンガルーテントMと比べたら、カンガルーテントはフレームが4本、ミニキノコテントはフレームが6本になっています。
ミニキノコテントは、テントを広げた後に各フレームを1本1本伸ばす作業もあるので、カンガルーテントMの方が簡単さでは勝っていそうです。
しかしこの6本のフレームは、安定性を高める要因にもなっています。
ワンタッチ構造自体は、他の一般的なテントよりもかなり簡単に設営出来る物なので、重宝しそうです。
ソロキャンプなら、さっさと準備を終えて、早くのんびりしたいところ。
このDODのミニキノコテントは、それを実現してくれるテントなんです。
ワンタッチ機構でテントを広げて、各フレームを伸ばせば自立する事ができます。
使用時にはペグダウンは必要ですが、このままフライシートを被せないでも使えるので、デイキャンプでも活躍しそうです。
DOD ミニキノコテント設営動画
メリット3.入口が大きい
出典:DOD
ソロ用のテントと言っても、その種類は豊富にあります。
一般的なツーリングテントだとドーム型の形状をしている物が多いし、パップテントのようなキャノピーを跳ね上げてタープスペースを作れる物もあります。
DODのミニキノコテントは、そのどれにも属さない個性的な形状をしているのが魅力。
ひと目見て分かるのが、入り口が大きい事。
パップテントも同様に入り口が大きいのですが、ツーリングテント等に比べたら、入り口が大きいのはかなり魅力的。
寝るだけなら、そこまで入り口の大きさは関係ありませんが、中で過ごす時間が長い時や出入りの回数が多い時には大きな入り口が助かります。
特にミニキノコテントはフロアが広いので、荷物を持ち込んで過ごすのに適しています。
コットやインフレーターマットなど大きめのキャンプギアを持ち込む時も、苦労することは少なそうです。
メリット4.効率的な換気ができる
出典:DOD
ミニキノコテントは、大きな入り口はもちろん、テントに6面ある壁全てがメッシュにできるようになっています。
入り口以外には小窓が配置されていて、その全てがメッシュに切り替え可能です。
さらに天井部分にも大き目な換気窓が付いていて、メッシュに切り替え可能です。
これだけのメッシュに切り替え可能な窓が配置されていれば、テント内の換気は効率的にできそうです。
熱気が籠った不快な室内も、あらゆる方角から風が吹き抜けてくれたら、快適な環境へと変わりそうです。
メッシュ窓が多い事も、メリットになると思います。
メリット5.グランドシートが付属してる
出典:DOD
ミニキノコテントに限らず、僕の使っているカンガルーテントMにもグランドシートが付属しています。
同じソロ用のテントでも、グランドシートが付属してないタイプが多い中、これはちょっと嬉しい事ですよね。
グランドシートは、テントの保護、地面からの冷気や浸水を防ぐと言った役割がありますが、僕個人的にはテントの底面が土や湿気で濡れてしまうのを防いでくれるという役割がとても助かっています。
テントの撤収時に、ひっくり返して底面をみると、湿気で濡れている事がよくあります。
それを乾かす時って、テント本体を畳んで置く事ができませんよね。
早く収納して片付けたいのに、一番大きなキャンプ道具でもあるテントを折り畳む事が出来ないって、結構ストレスが溜まります。
でもグランドシートがあれば、テント本体は折り畳んでおけるので、後はグランドシートだけを日向に置いて乾かすだけ。
これが地味に助かるんです。
DODのミニキノコテントにグランドシートが付属しているのは、大きなメリットだと思います。
メリット
- コンパクトなサイズ感
- 設営が簡単
- 入口が大きい
- 効率的な換気ができる
- グランドシートが付属している
デメリット
デメリット1.天井が低い
出典:DOD
DODのミニキノコテントは、コンパクトなサイズが魅力。
しかし、そのコンパクトなサイズだけあって天井の高さが低いんです。
インナーテントの天井の高さは約105cm、座高が高い僕なんかは、頭が天井についてしまうぐらいなんです。
ちなみに同社のカンガルーテントSだと高さは128cm、ショウネンテントだと160cmあります。
それらと比較すると、ちょっと天井高が低いのが気になります。
でも、コールマンのインスタントアップドームSでは100cmなので、ミニキノコテントだけがめちゃくちゃ低いという事ではないんです。
選ぶテントのタイプや形状によって、天井高の差ほどうしても出てしまいます。
その中でミニキノコテントは、ちょっと低めで大柄な男性だと窮屈感があるかも知れません。
デメリット2.設営が大変
出典:DOD
DODのミニキノコテントは、設営が大変なんです。
ミニキノコテントはワンタッチテントなので、一般的な組立式のテントよりも設営は簡単です。
今、設営が大変だと言ってるのは、他のワンタッチテントと比べてという事。
ワンタッチでフレームを広げるのはほんの数分、素早く簡単にインナーテントは組み立てる事ができます。
しかし、このミニキノコテントは、フレームの数が6本と多いんです。
フレームの足元をペグダウンすると、6ヶ所にペグを打つ必要があり、4本のフレームのテントに比べ2本分多くペグダウンが必要になります。
さらにフライシートを被せて、フライシートのロープとテント本体のストームロープをペグにかけるという作業も、フロントを除く5ヶ所分必要です。
4本のフレームのテントよりもフレームが多い分、設営時に手間が増えているので、ここではデメリットとして設営が大変だと提言してみました。
これはミニキノコテントの形状による物なので、仕方がない事ではあります。
デメリット3.付属のペグが頼りない
出典:DOD
DODのミニキノコテントには、ペグが付属しています。
無理矢理にデメリットにしているのでないのですが、この付属のスチール製のピンペグって、僕的には全く使わないんです。
それは昔よく行っていた浩庵キャンプ場が、砂利と土が混ざった硬い地面で、細いペグを使った時に曲がってしまった事があったからなんです。
コールマンのテントに付属しているようなプラペグも、先っちょが潰れてしまう事もあったので、その経験から今では鍛造ペグしか使っていません。
もちろんピンペグは、柔らかい土の地面には問題なく使えますが、それでも敢えて使う事はないんです。
初心者の方は、別途ペグを購入しなくても良いというメリットがありますが、硬い地面に使う時には頼りないと思います。
デメリット4.そこそこ重たい
出典:DOD
ソロキャンプ用のテントの重量を気にする方にとって、ミニキノコテントはちょっと重たいです。
ワンタッチテントなので、そのワンタッチ機構のフレームの部分の重量が嵩んでしまうのは仕方ないと思います。
ワンタッチテントではないタイプだと、ソロ用テントってかなり軽量化されているイメージですが、ミニキノコテントは約6.9kgとそこそこ重たいんです。
これは付属品込みの重量ですが、それでも約7kgは重たいと思いませんか?
同じワンタッチテントのコールマンのインスタントアップドームSだと、重量は約4.3kg。
車などに積んでしまえば、ほとんど重さは関係ないとしても、ちょっと気になるところです。
デメリット5.タープが必要
出典:DOD
室内は大柄な男性では、天井が低くてちょっと窮屈です。
それならと、日中過ごすならテントの前室ちチェアを置いて過ごそうかなと思っても、このミニキノコテントにへ前室がありません。
キャノピーを跳ね上げてタープスペースを作りたいところですが、ミニキノコテントにはそれもありません。
特に夏の日差しが強い時に、テント外で過ごすのには日陰が必要になります。
そう考えると、ミニキノコテントの場合には別にタープが必要になると思います。
テント内で過ごせれば良いのですが、ソロキャンプの様子でよく目にするようなテントの外に腰掛けて焚き火や調理をするという事をするのには、タープが必要になります。
デメリット
- 天井が低い
- 設営が大変
- 付属のペグが頼りない
- そこそこ重たい
- タープが必要
DOD ミニキノコテント スペック
スペック
- 組立サイズ(外寸):(約)W240×D240×H120cm
- インナーサイズ :(約)W215×D185×H105cm
- 収納サイズ :(約)W67×D20×H22.5cm
- 重量(付属品含む):(約)6.9kg
- 定員 大人1名
- 材質・フライシート:150Dポリエステル(PUコーティング)
- 材質・インナーテント:75Dポリエステル(PUコーティング)
- 材質・210Dポリエステル(PUコーティング)
- 材質・グランドシート:210Dポリエステル(PUコーティング)
- 材質・フレーム:アルミ合金
- 最低耐水圧:3000mm
まとめ
DODのミニキノコテントは、ソロキャンプ用のテントとしてどうなのか考えてみました。
ワンタッチテントという事で、設営は簡単でスムーズに出来る事、さらに室内スペースが広い上にメッシュ窓も多く配置されているので、快適な空間が作れると思います。
メリットは多くありますが、あえてデメリットを考えてみたところ、少なからず挙げる事ができました。
個人的には、天井高の低さが気になるところです。
寝るだけのスペースなら良いのですが、日中過ごす事を考えると大柄な男性では窮屈かなと。
そうするとテントの外で過ごす事になります。
夏だと、強い日差しを避けるためにタープが必要になるので、用意する必要が出てきてしまいます。
ミニキノコテント1つで完結すれば良いのですが、それが出来ないのがデメリットかなと思いました。
とは言え、個性的なデザインとインナーテントのフロアの広さなど、魅力的な事も多くあります。
ソロキャンプ用のテントの購入を考えている方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?
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