フィールドラックをキャンプに導入すれば、細々したキャンプギアの収納にも役立つし、使いたい道具に手を伸ばせばさっと取れて使いやすくなります。
また、お気に入りのギアを飾っておく事が出来るので、見た目も良く写真映えもいいんです。
僕がフィールドラックをキャンプに導入したのは、そんな昔からではなく、ここ数年の事。
当時、楽天市場でフィールドラックを検索していて、気になったHIBARIのフィールドラックを購入しました。
このフィールドラック、実際に1年以上使っているのですが、これがなかなか良い感じです。
キャンプ道具を買っても長い間使い続ける物って、飽き性の僕には珍しいんです。
やっぱり使いにくかったら、キャンプでの使用頻度って下がってしまいますよね。
それを考えたらHIBARIのフィールドラックは、使いやすいって事だと思います。
特に気に入っているのは、木製の天板。
これがある事で、色々と置くことが出来るし、見た目も良いんです。
今回は、HIBARIのフィールドラックをレビューしつつ、天板の使い勝手も紹介したいと思います。
HIBARIのフィールドラックをレビュー!
ユニフレームのフィールドラック以外
出典:楽天 ※ユニフレーム
1番有名なユニフレームのフィールドラックは、値段が高くて手が出なかったので、その他の目立ったもので比較した事がありました。
このブログでも比較記事を書いたのですが、フィールドラックは降り畳んだ時の厚みが天板を載せる天面部分の厚みに繋がります。
そのフレームの厚みがあると、見た目にちょっと野暮ったく感じてしまいます。
またフレームが厚いという事は、それだけ重量も重たくなってしまうんです。
その厚みが1番薄いのは、やっぱりユニフレーム。
約1cmの厚みは、業界No. 1と言っていいかも。
しかしHIBARIのフィールドラックも、全く負けてなくて厚さ1cmなんです。
その他、気になったキャンピングムーンは2.3cmでした。
HIBARIのフィールドラックを購入した当時には見つける事が出来なかったNANGO GEARも、最近比較したら2.3cmの厚みがありました。
それに伴い重量も、ユニフレームのフィールドラックの1.7kgの次に軽かったのが、HIBARIのフィールドラックの1.8kgでした。
もちろんその時は値段も安く、コストパフォーマンスに最も優れていると判断して購入しました。
現在ではNANGO GEARが1番安く販売されていますが、厚みや重量に関してはHIBARIのフィールドラックの方が優れているのではないかと思います。
なので、現在では人気があり在庫切れの時も多いHIBARIのフィールドラックですが、機能的には優れていて、それでいて比較的安いと言えるものになっています。
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HIBARIのフィールドラックのサイズ
僕はHIBARIのフィールドラックを2台と天板1枚、そして収納ケースがセットになっているものを購入しました。
本体1台のサイズは、約60×35×23(h)cm。
2台重ねると高さが45cm。
天面部分が天板を置いてずれないように窪んでいるので、その分重ねても高さが低くなるんです。
そして天板のサイズは約59×34×1.3(h)cmなので、本体に天板を置くと少し高くなります。
本体の厚みが1cmで天板の高さが1.3cm、置くところが窪んでいるからそのまま天板が収まるとすると、数値的にはだいたい3mm程度全体の高さが高くなると思いがちですが、本体の天板を置く場所にフレームが横に8本配置されている為、このフレームの分天板が高くなります。
これが、だいたい5mm程度。フレームから天板が高くはみ出る感じになります。
天板のサイズをみると、本体よりも1cm程コンパクトな作りになっています。
本体のフレームの太さ(内側への)は1cmもないので、天板を置けば微妙に動くぐらいの余裕があるあります。
フィールドラックは、地面に置いて使うので、天板がグラグラも動いてしまう事はなく、余裕があるからと困る事も全くありません。
逆に設置する時も片付ける時も、フレームとの間に隙間があるので、スムーズに置いたり取り外したりする事が出来るんです。
収納ケースは余裕があって良い
HIBARIのフィールドラックの収納ケースは、62×37×9(厚さ)cmの大きさです。
中に仕切りが付いていてクッション性もあり、しかもフィールドラックの約60×35×1(h)cmというサイズより一回り大きめに出来ているので、出し入れがスムーズにできるんです。
中の仕切りは1つで、2部屋に分割しているのですが、片方にフィールドラック1台、もう片方にフィールドラックと天板という入れ方が出来ます。
フィールドラック同士がぶつかり合わないので、フレームの塗装が剥げてしまう事は今のところありません。
ただこの収納ケースは4台まで収納出来るとされているので、そうなると1部屋に2台のフィールドラックを収納する事になります。
その時は、場合によってはフレームにキズが付いてしまわないかとちょっと心配もあります。
1年以上HIBARIのフィールドラックを使ってきて何度も持ち運んでいますが、この収納ケースがある事でラックをスッキリまとめる事ができ、またサイト内でも楽に持ち運ぶ事ができる事に助かっています。
やっぱり持ち手(ハンドル)が付いている事、またバックルで必要以上に口が広がらない事が良いと感じています。
天板
HIBARIのフィールドラックの天板は、竹の集成材。
竹の木目が出ていて、雰囲気はいい感じです。
サイズは上記きした通り約59×34cmの広さがあり、狭すぎず広すぎずと言った感じ。
多分他社も本体のサイズ的には厚みと高さには差がありますが、この幅と奥行きに関しては同じ物が多いので、天板を置いても同じような使い方になると思います。
フィールドラックのブラックのフレームの上に、素材も色も違う天板が置かれているだけでおしゃれ感がアップすると思いませんか?
僕が天板を欲しかった理由はそれが一番大きいのですが、実用的には、穴から物が落ちない事、天板に液体を垂らしても下に溢れない事、幅が狭い物を置いても安定する事などが挙げられます。
使い方としてはテーブルとしても使えるのですが、個人的にはその使い方をした時がないので、使い心地は不明です。
とは言え、物を充分置ける広さはあるので、それこそソロキャンプだったら、広めのテーブルとして活躍しそうです。
ファミキャンだったらと考えると、例えばラックとして使った時、リバースのサーモジャグを置くとそこそこ場所を取り、そこに人数分のコップを置いたら狭くなりそうでした。
コップの隙間にお皿を置くスペースは大きく確保する事は出来そうもないので、ファミキャンでのテーブル使用はキツいかも知れません。
まな板を置いた場合には、それ以外スペースは大きく確保出来そうでした。食材を置いたりすることは余裕を持って出来そうなので、調理台としての使用は可能だと思います。
使用しているまな板は、プエブコのカッティングボードで、サイズは W36cmx H20cmx D3cmとなっています。
キャンプ用ににコンパクトなまな板を用意したという事でもないのですが、それでも広々と使えました。
多少切る時に揺れることはありますが、広さ的には調理台としては十分です。
もちろんテーブルとしてだけではなく、フィールドラックとして使う場合も天板の広さは変わりないので、ソロキャンプならそこそこ使いやすいと思います。
そもそもラックとして使うなら、天板の上をテーブルのように頻繁に使う事もなく、物を詰めて置く必要もないと思います。
無理にスペースを詰めて物を置くと見た目も良くないので、広々と余裕を持たせておくのが良いと思います。
天板は熱に弱いかも
竹の集成館の天板の上に熱い調理器具を置いても大丈夫か・・・これに関しては正直分かりません。
試してみる勇気もないです。
しかし以前に、木製の2段ラックにダッチオーブンを置いたら、丸く焦げた跡が付いてしまった事があります。
この天板が同じように焦げるのかは分かりませんが、熱いままの調理器具をそのまま置くのは止めておいた方が良いと思います。
組み立て
フィールドラックの組み立ては、指を挟みやすいと見かける事がありますが、HIBARIのフィールドラックは指を挟まないように設計されています。
他社のフィールドラックを使った事がないので、組み立て方が違うのか、脚部に工夫がされているのかは分かりませんが、今のところ一度も指を挟んだ事はありません。
しかし、力が必要になるので、子供や女性に組み立てを任せるのはちょっと心配な気もします。
組み立ては、脚部の天面側にあるツメを天面のフックに引っ掛けるだけと、とてもシンプル。
しかしツメに引っ掛けるまで、外側に向かって引っ張るので、この時に力が必要になります。
左右の脚部をそれぞれツメに引っ掛けていくので、片方づつ組み立て作業を行います。
僕のやり方は正しいのか分かりませんが、片側を地面に置き、上側にきている脚部を引っ張りフックに引っ掛けます。
この時本体が地面で汚れてしまうのが気になるようなら、地面ではなく靴の上に置いて同じ組み立て作業をするのも良いと思います。
片側が出来たら、ひっくり返してもう片側という感じで組み立てます。
もちろん今のところグローブしなくて素手で作業をしても、怪我をした事はありません。(絶対に安全が保証されているという事ではないです)
まとめ
HIBARIのフィールドラックを1年以上使ってきて、その便利さを実感しています。
今回のレビューでは伝わりきれない良さもたくさんあると思います。
他社のフィールドラックと直接比べてはいませんが、多分使い勝手は良い方だと思います。
それはやっぱり厚みが薄く、その分重量が軽くなっている事。
実際に使い比べてないので、他のフィールドラックを使っても、使い勝手が良いと感じてしまうかも知れませんが、とりあえず不満に感じる事はありませんでした。
最近では、HIBARIのフィールドラックよりも安価な物が登場していますが、厚みや軽量さ、組み立ての安全さなどを考えたら、HIBARIのフィールドラックがおすすめです。
もちろんユニフレームのフィールドラックを購入出来るのが一番だとは思いますが、その次に機能的に良くそこそこ安いHIBARIのフィールドラックがおすすめです。
実際に使って良かったので、皆さんにおすすめしたいです。
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