1人で気ままに過ごすソロキャンプは、その自由さが何よりの醍醐味ですよね。
しかし1人ということは、テントの設営も荷物を運ぶのも自分1人きりになっちゃいます。
そうなると、やっぱりファミキャンの大きくて重い装備では大変。
できるだけ身軽に行動したいと考えると、なるべく荷物は軽く少なくしたいと思いますよね。
キャンプの必需品といえば、テントやシュラフ、調理器具やランタンなどなどたくさんありますが、その中で今回はキャンプ用のテーブルについて考えたいと思います。
ファミキャンで使うテーブルなら大きくても使いやすいですが、ソロキャンプではどんなテーブルが良いのか紹介したいと思います。
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キャンプ用のテーブルとは?
現在、キャンプ用のテーブルはその用途や使用人数などによって多くの商品が販売されています。
実際にキャンプを始めようと考えたときや、買い替えを検討したときに、その種類の多さからどれを選んでいいいか迷っちゃいますよね。
その中でも、脚を折り畳んで天板の中に収納出来るフォールディングタイプやテーブルの天板を蛇腹状に丸めて畳んで収納できるロールトップタイプなどが人気です。
使用人数に合わせテーブルサイズの寸法にも違いがあって、一般的に1~2人くらいであれば30~60×30~40cmくらい、3人以上になってくるとかなり大きなサイズを準備したり、調理と食事のスペースとしてテーブルを2つ準備するなどの必要があります。
ソロキャンプ用にChillCamping(チルキャンピング)のアウトドアテーブルを買いました。
ソロキャンプでもテーブルは必要?
出典:楽天
1人で準備をして、設営と撤収を行うソロキャンプ。
車なら多少の荷物を積めますが、電車やバイクなどならバックパックのスペースには限りがあるので手荷物は少ない方が望ましいと思います。
それならそこそこの重量があり手荷物のスペースを取るテーブルは準備しなくてもいいのでは・・・?なんて考える人もいるかもしれません。
結論から言うと、ソロキャンプには大きなテーブルは絶対必要ではありませんが、ミニテーブルだったらあるととても便利に使えるアイテムなんです。
もちろんキャンプの荷物を直置きして、ワイルドなソロキャンプをする人には必要ないかもしれません(笑)
しかし、ちょっと考えてみるとテーブルがないと、デメリットがいくつかあるんです。
①キャンプ用品が汚れる
ここでいうデメリットは、キャンプ中に汚れてしまうことではなく汚れてしまった後の手入れが大変で面倒クサイこと。
地面に直置きしなければ防げる汚れのお手入れの手間と、テーブルを持っていく手間のどちらを取るかでテーブルの必要性が変わってくると思います。
キャンプから疲れて帰ってきた後に、手入れをするのは大変ですよね。
よっぽど愛着があれば別ですが、なるべく避けたいところです。
②荷物整理しにくい
ソロキャンプで座りながら作業した場合、テーブルなどの道具置き場があった方が整理しやすいと思います。
自分の身の回りに道具を置いていくと身動きがとれなくなる、道具を蹴飛ばして破損やケガをすることもあるかも知れません。
行動の起点となるテーブルがあるだけで、テーブル周りのスペースを有効活用できるようになります。
③料理に砂やゴミが入る・虫が寄ってくる
キャンプの楽しみのひとつである料理。
ソロキャンプなら、その比重は大きいハズ。
調理器具や食器を直置きすることで汚れてしまったり、砂や土などが入ったらがっかりしちゃいますよね。
また、調理器具についた油や食べ物に虫が直接よじ登ってくることもあるので、地面よりもなるべく遠ざけておきたいです。
④代用できない
中にはDIYでテーブルを自作したり、他のものでうまく代用するケースもありますが、テーブルを用意した方が結局荷物が少なくて済んだ・・・などという意見もあります。
結局のところ、代用しにくいテーブルは余計なことを考えずアウトドアメーカーのきちんとしたものを購入したほうが良かったというケースも多いようです。
以上4つのデメリットからも、しなくていい手間をかけるより、ミニテーブルを準備した方が良いと思います。
ソロキャンプ用テーブルの選び方3つのポイント
出典:楽天
①なにはなくとも軽量
1人のキャンプの良さは身軽さからくるフットワークの軽さです。
なので手荷物の重さはできるだけ軽い方が望ましいと思います。
荷物の中でも重量を取りやすいテーブルは軽いものがおすすめです。
②コンパクトさ
ソロキャンプはバックパックひとつで行けるところも魅力です。
バックパックの限られた収納を大きなテーブルで占めてしまわないように、適度なコンパクトさも必要になります。
③テーブルの高さ
ダイニングテーブルくらいの高さがあるハイスタイルか、地面に近いロースタイルかで選ぶことができます。
ローの方が軽量でコンパクトなので、ソロキャンプ用のテーブルのおすすめはロースタイルです。
ソロキャンプ用テーブルのおすすめ商品
ANOBA(アノバ) ULソロテーブル パンチング シルバー AN001
出典:楽天
ANOBAのULソロテーブルのサイズは、24x13x6cmで耐荷重は約1㎏と控えめなんですが、アルミ製テーブルの中では最軽量の重量76g。
脚部分はネジ式で着脱し、準備も収納も楽々。
天板は、パンチングで穴が空いたタイプと空いていないタイプが有り、パンチングのほうが軽量になっています。
収納ケースが付属しているので、持ち運び時もバラけることなく運べます。
バックパックでスペースを取りたくないキャンパーや極限まで荷物を軽量化したいキャンパーにおすすめの商品です。
ANOBA(アノバ) ULソロテーブル パンチング シルバー AN001 スペック
詳細
使用サイズ:24×13×6(h)cm
収納サイズ:26×13×1.5(h)cm
素材:アルミ、ステンレス
重量:約76g
使用時荷重目安:1.0kg
アウトドアテーブル ANOBA ULソロテーブル パンチング シルバー
SOTO フィールドホッパー ST-630
出典:楽天
SOTOのフィールドホッパーのサイズは29.7×21×7.8cm。
重量は395g、耐荷量は3㎏です。
収納時はA4サイズの半分に小さくたため、使用時は独自構造によりパッと開いただけで4本のスタンドが飛び出す便利な仕組みが人気の秘訣。
天板はアルミニウム製、スタンドはステンレス製です。
SOTO フィールドホッパー ST-630 スペック
詳細
使用サイズ:幅29.7×奥行21×高さ7.8cm
収納サイズ:幅29.7×奥行11×高さ1.9cm
素材:天板 アルミニウム、スタンド ステンレス、専用収納ケース本体・ひも ナイロン、ひも留め 樹脂
重量:395g
耐荷重:3kg
DUNLOP (ダンロップ) コンパクトテーブルS BHS101
出典:楽天
ダンロップのコンパクトテーブルSのサイズは、組み立て時で29.8×18.8×10.6㎝。
重量は260g、耐荷量は10㎏です。
脚と3枚の天板、それらを接続するパーツで構成されたミニテーブルです。
天板は厚み2mmのアルボリック板。
ポリエチレンの板をアルミの複合素材の板でサンドした三層構造であり、この構造によりアルミの耐熱性とポリエチレンの軽量性を併せ持つことに成功したものです。
分解可能でコンパクトに収納出来、工具による組み立ても不要です。
耐荷重が10kgもあるという、心強さが魅力です。
ダンロップ コンパクトテーブルS BHS101 スペック
詳細
使用サイズ:H10.6×D18.8×W29.8cm
収納サイズ:H1.4×D10.4×W18.8cm
素材:天板 アルボリック板、天板止め アルミ、スタンド アルミアルマイト加工板
重量:約260g(収納時)
耐荷量:10kg(組立時1台につき)
原産国:日本製
snow peak(スノーピーク) テーブル オゼン ライト
出典:楽天
スノーピークで販売されている山岳用テーブル「オゼン」をリニューアルした商品です。
素材はアルミニウム合金とステンレス鋼。
サイズは使用時29.7×21×8.5cm。
元々のオゼンは330gでしたが、そこからさらに天板にパンチング加工を施したことによりさらに270gへと軽量化することに成功しました。
2枚に分割可能なA4サイズの天板は、並べて切欠とツメにスタンドを引っ掛けるだけで組み立て完了です。
とにかく軽量で使い勝手が良いのが特徴です。
スノーピーク テーブル オゼン ライト スペック
詳細
使用サイズ:297×210×85(h)mm
収納サイズ: 297×120×5(h)mm
素材:アルミニウム合金、ステンレス鋼
重量:270g(本体のみ)
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) アルミロールテーブル(コンパクト)
出典:楽天
キャプテンスタッグのアルミロールテーブルの組み立てサイズは40×29×12cm。
重量は700gと、他社の軽量なミニテーブルと比べると大きく重めなんですが、その分しっかりとした作りであり耐荷量は30㎏まで大丈夫です。
ソロキャンプでも、なるべく大きめなテーブルを使いたかったり、料理や飲み物類をたくさん置きたい時に安心して使えそうですよね。
折り畳み式で簡単に準備・収納することができ、小さく畳んで持ち運ぶこともできます。
キャプテンスタッグ アルミロールテーブル(コンパクト) スペック
詳細
使用サイズ:(約)幅400×奥行290×高さ120mm
収納サイズ: (約)幅70×奥行60×長さ400mm
素材:甲板 アルミニウム(表面加工 アルマイト)、脚部 鉄(エポキシ樹脂塗装)
重量:約700g
耐荷量:約30kg
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にして下さい。
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コールマン(Coleman) ナチュラルモザイクTM ミニテーブルプラス
出典:楽天
コールマンのナチュラルモザイクTMミニテーブルプラスの使用時のサイズは約53×40×23cm。
重量は1.4㎏、耐荷量は10㎏までです。
抗菌加工が施された天板はメラミン加工合板製で2つに折りたたんで持ち運ぶことができます。
温かみのあるナチュラルカラーのモザイク模様がかわいらしいですよね。
コールマン ナチュラルモザイクTM ミニテーブルプラス スペック
詳細
使用サイズ:約53×40×23(h)cm
収納サイズ: 約40×6×26.5(h)cm
素材:フレーム アルミニウム、天板 メラミン加工合板
重量:約1.4kg
耐荷量:約10kg
YOKA(ヨカ) TRIPOD TABLE SOLO ウッドテーブル
出典:楽天
YOKAのTRIPOD TABLE SOLOのサイズは38×24×15cm。
木製でありながら本体重量は500gとかなり軽量で、40Lのバックパックにも収まるサイズです。
地面が平らでなくても3本脚でグラグラせず、しっかり立たせることができます。
板の厚みは9mmで、パラコードで連結した脚は裏面にぴったりと収納することができます。
木製のテーブルには金属製にはない、温かい質感とおしゃれなデザインが魅力。
雰囲気重視のキャンパーに特におすすめです。
写真映えも良さそうですよね。
YOKA TRIPOD TABLE SOLO ウッドテーブル スペック
詳細
使用サイズ:380x240x150mm
収納サイズ: 380x240x18mm(留め具含まず)
素材:針葉樹合板、ナイロンコード、プラスチック留め具
重量:約500g
付属品:コットン袋
まとめ
荷物を減らしたいソロキャンプでも、テーブルは「あった方がいい」アイテムです。
キャンプの行動の始点となるテーブルがあると、食器や道具を直置きする必要もなく、道具を整理しながら作業することができます。
なるべくミニマムに荷物をまとめたいソロキャンプ用のテーブルは、バックパックのスペースを取らず軽量でコンパクト、設置と片付けが簡単なものが良いと思います。
また、ハイよりロータイプの方が脚が短い分より軽量になります。
100gを切るようなミニテーブルもあるので、是非チェックしてみてください。
ソロキャンプでも、車の積載スペースがありテーブルも広々と使いたいとお考えなら、もう少し大きいファミキャンで使うようなテーブルでも良いと思います。
まずは、自分のソロキャンプのスタイルも考えつつ、テーブルなどのアイテムを揃えていきたいですよね。
無骨キャンプを初めたい方は、まずは必要な物リストをチェックしておきましょう!
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アイキャッチ画像 出典:楽天